2020年、《ひまわり》が新たな地へ。

見晴らしの良い美術館といえば?
あの、「ひまわり」が観られる美術館といえば?
それが新宿駅西口から歩いて5分ほど、損保ジャパン日本興亜本社ビルの中にある美術館です。
美術館としては珍しい42階という高層階に位置しているため、同じフロアの展望回廊からは東京都心が見渡せます。
現在の館名にも入っている東郷青児の洋画をはじめ、数ある所蔵品の中でも特に有名なのがフィンセント・ファン・ゴッホの《ひまわり》です。
花瓶に挿した向日葵をモチーフとした「ゴッホのひまわり」は世界に6点現存しており、その中の1点を日本の美術館で観ることができます。
そんな美術館ですが、2020年5月に同ビル敷地内の新たな美術館施設へ移転することが決まっています。
TOKYO2020と共に《ひまわり》も動き出すようです。
※2019年9月30日から2020年2月14日まで移転準備のため長期休館となります。
※移転後の美術館の名称が「SOMPO美術館」となることが2019年7月30日に発表されました。

損保ジャパン日本興亜本社ビル(左)は地上43階・地下6階の超高層ビル。現在の美術館は42階のフロアにあります。
新美術館施設(右)は現在建築中で、地上6階・地下1階となるそうです。

現在の館名である東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(長い名称としても話題でした)から、新美術館の名称がSOMPO美術館となることが2019年7月30日に発表されました。

休館前最後の企画展は「みんなのレオ・レオーニ展」。絵本のスイミーや灰色ねずみのフレデリックで人気のイラストレーター兼絵本作家の展覧会です。この日もお子様連れのご家族で大変賑わっていました。(9月29日をもって会期終了)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜ビル42階 03-5777-8600(ハローダイヤル) ※2019年9月30日から2020年2月14日まで移転準備のため長期休館となります。※移転後の美術館の名称が「SOMPO美術館」となることが2019年7月30日に発表されました。
※2020年5月28日リニューアルオープン予定です。詳細は美術館窓口へお問い合わせください。
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