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大和駅から歩いて行ける、1500年の歴史を持つ「深見神社」へ

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住宅街に静かに佇む深見神社の境内

小田急江ノ島線「大和駅」から、のんびりと歩いて約15分。賑やかな駅前の風景から少し離れた場所に、1500年以上もの歴史を持つ「深見神社」があります。

深見神社の歴史は非常に古く、雄略天皇22年(478年)の創建と伝えられています。平安時代の『延喜式神名帳』にもその名が記されており、相模国(現在の神奈川県)にある非常に格式高い13の神社のひとつに数えられています。

平安の書にも記された、相模国屈指の古社

参道から望む深見神社本殿
参道から望む深見神社本殿

まず目に飛び込んでくるのは、堂々とした佇まいの拝殿です。囲に敷き詰められた白い砂利と、手入れの行き届いた植栽が、歴史ある神社の品格を物語っています。銅板葺きの屋根は青空に映え、見事なコントラストを描き出しています。

参道を進むと、それまで耳にしていた駅前の喧騒が嘘のように消えていきます。背の高い木々が空を覆い、辺りは柔らかな静寂に包まれます。一歩ずつ踏みしめるたび、足元で砂利が心地よい音を立て、身も心も少しずつ解きほぐされていくのを感じます。

深見神社には三つの鳥居があります。それぞれの鳥居をくぐると、拝殿までの参道が続いており、入り口によって色々な風情を感じられます。

三柱の神様が見守る拝殿の空気に包まれて

三柱の神様を祀る凛とした拝殿
三柱の神様を祀る凛とした拝殿

拝殿へ進み、まずはご挨拶をします。ここには「闇龗神(くらおかみのかみ)」、「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」、「建御名方神(たけみなかたのかみ)」という三柱の神様が祀られています。水、勝負、そして農業や開運と、私たちの暮らしを古くから見守ってくださっている神様です。

拝殿の前に立つと、その凛とした佇まいに自然と背筋が伸びる思いがします。特に細部まで丁寧に彫り込まれた彫刻の美しさは見事で、しばらくの間、時を忘れて見入ってしまいました。歴史を重ねた木の温もりと静かな空気に、日々の悩みも浄化されていくようです。

圧倒的な生命力。「なんじゃもんじゃの木」が語る歴史

大和市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」
大和市指定天然記念物「ハルニレ(なんじゃもんじゃの木)」

深見神社の大きな見どころといえば、境内にそびえ立つ御神木の「ハルニレ」です。この木には面白い別名があり、かつての人々が「何の木か分からない」ということから「なんじゃもんじゃの木」と呼んで親しんできたのだとか。

山地で育つはずのハルニレが、これほどの巨木として街中に根を張っているのは非常に珍しいそうです。見上げれば、幾重にも重なる枝葉が空を覆い、圧倒的な生命力に包まれます。

見上げると、幾重にも重なる枝葉が力強く空に向かって伸びています。この地で1500年もの長い年月を生き抜いてきたことへの敬意と、圧倒的な生命力の温かさが伝わってくるようでした。

稲荷神社
稲荷神社

歴史の足跡と、季節の彩りに満ちた境内

境内には、鮮やかな朱色の旗が立ち並ぶ『稲荷神社』も鎮座しています。緑豊かな境内の中で、この赤と白のコントラストはひときわ目を引き、訪れる人を温かく迎え入れてくれているようです。

歴史ある本殿の厳かな空気とはまた異なる、親しみやすくも神聖な気配を感じながら、ぜひこちらもゆっくりと参拝してみてください。

境内の草花も、この神社を訪れるたびの楽しみのひとつです。境内では桜やあじさいの花、もみじ、ケヤキ、かやの木などの木々の紅葉などが楽しめます。

四季折々に表情を変える木々や花々が、参拝者の心を和ませてくれます。訪れるたびに、季節の小さな発見に出合えるかもしれません。

大和の深見神社は、小田急線沿線で「ちょっと一息つきたい」時にぴったりの場所です。忙しい毎日だからこそ、たまには朝の清々しい空気のなかで、1500年の時を感じる散歩を楽しんでみませんか?

深見神社

https://www.fukamijinjya.com/

大和市深見3367 046-261-2539(受付時間 9:00〜16:00) アクセス:小田急江ノ島線・相鉄本線「大和駅」東出口から徒歩約15分

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