古いものに宿る"美"を再認識。旧白洲邸「武相荘」

吉田茂の側近として知られ、政財界で活躍した白洲次郎氏と、随筆家である妻の正子氏が暮らした古農家を資料館として公開する「武相荘」。
武相荘とは、この地が武蔵と相模の境に位置することと“無愛想”をかけて、次郎氏自身が名付けた呼称とのこと。
さすが、英国仕込みのダンディズムを身に付けた「日本一かっこいい男」だったと評されるだけあり、シャレが利いています。
茅葺き屋根の母屋は往年のままの姿が保たれ、白洲家所蔵の調度品や正子氏の愛読書などをゆっくり眺めることができます。
併設のお茶処は12月に改装工事を終えたばかり。郷愁の念を温めながら、くつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)
東京都町田市能ヶ谷7-3-2 042-735-5732この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。