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「開成町あじさいまつり」はプログラム満載

「開成町あじさいまつり」はプログラム満載

色とりどりのあじさいを満喫しながら、パフォーマンスやイベントも楽しめる。
そんな楽しいお祭りが、今年も神奈川県開成町で2日間にわたって開催されます。
日本固有種の額あじさいや丸いフォルムが可愛い手まりなど、5,000株のあじさいで有名な「あじさいの里」では、地元高校生の元気な吹奏楽から大道芸まで、プログラムが盛りだくさん。
どちらの日を選ぼうか迷ってしまいそう。
会場のお食事処で食べられる足柄牛と地元産の新鮮な野菜を使った名物の「開成コリコリ丼」にも気を惹かれますね。
近くにある古民家「瀬戸屋敷」では、鎌倉彫や藍染めなどのワークショップも開かれます。
花も「実」もあるおまつりに足を運んで、楽しく過ごしたいものですね。

小田急のくらし編集部より

「開成町あじさいまつり」は、小田急線・新松田駅からシャトルバスに乗ってしばらくの場所にある「あじさいの里」と、そのすぐ近辺の「あしがり郷瀬戸屋敷」を会場とした、今や開成町の風物詩ともいえるお祭りです。
今年2023年は6月10日(土)から6月18日(日)までの9日間開催される予定で、水田を彩る美しいあじさいが観賞できます。
なお、開成町あじさいまつりの歴史は長く、その始まりは昭和63年(1988)にまでさかのぼります。
あじさいが町の花として制定された翌年の昭和53年、開成町で大規模な圃場整備が実施されました。
農作業には便利になったものの、施工前の美しい景観を失ってしまった町の人々は「今までのあじさいの名所にはない田園とあじさいの風景を作ろう」と、水田地帯の農道や水路沿いに5,000株ものあじさいの植栽を始めたそうです。
後にそれが大きくなり、見に来る人が増えたことが「開成町あじさいまつり」の始まりだといわれています。

お祭りでは、開成町オリジナルのあじさいである「開成ブルー」や、きれいな白色の花を咲かせる「アナベル」など、多数の品種のあじさいが咲き誇る風景を楽しむことができます。
また、阿波踊りパフォーマンスや地元の学生による吹奏楽演奏、自衛隊によるコンサートなど、さまざまなイベントで盛り上がりを見せるのも魅力です。

田植え直後の緑一色に染まった田園と鮮やかなあじさいのコラボレーションは、とても見ごたえのあることでしょう。
あじさいの花が好きな人は、ぜひ「開成町あじさいまつり」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

真戸きわさん(59)の記事

開成町あじさいまつり

http://kaisei-ajisai.com/

足柄上郡開成町吉田島23 0465-84-0317(開成町あじさいまつり実行委員会事務局) 【開催時期】
毎年6月頃に開催 
2023年は6月10日(土)~6月18日(日)
【入場料金】
無料 ※ただし、会場の1つ「あしがり郷瀬戸屋敷」は200円(中学生以下無料)
【記事情報】
公開日:2018年6月6日
更新日:2023年6月4日

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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