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四季折々の花を育てる〝庭いじり師〟の南さん

四季折々の花を育てる〝庭いじり師〟の南さん
最盛期には色とりどりの花が咲く花畑

約40年前から庭づくりを始め、100種類以上の四季折々に咲く花を育て、自宅の庭を公開している町田市在住の〝庭いじり師〟の南裕子さん。

子供の頃から「花が好きだった」と言います。庭の木を切るのを手伝ったり、植物に触れたりする機会が多くありました。以前所属していた町田バラ会では接ぎ木の仕方を学んだり、花壇ボランティアをしたり、グループ写真展に参加してきたことで、多くの人達の和が広がり、花の知識も深まっていきました。

南さんの庭づくりは、自然の状態を大切にしたいと、フランス風のポタジェガーデンをイメージし、ナチュラルな雰囲気の中、80本以上のバラだけでなく、珍しい草花や、ジャガイモやトマト、タマネギ等の野菜や果物も育てています。

自ら庭石を敷き詰め、プランターやオーナメント、ガーデンファニチャーを配した自宅の庭と、隣接した約165平方㍍の丹精込めた花畑を一般に公開するように。

朝から庭仕事をしていたと嬉しそうに話す南さん

花好きな人に見てもらいたいと、ガーデンテーブルも用意し、休憩することもできます。

「毎日の手入れが大変で維持するのがやっと」と話しながらも愛情深く花を見つめています。

昨年は、忙しくて花に手を掛ける時間が少なかったこともあり、花の付きも今一つでしたが、今年は時間を掛けて面倒をみてきたこともあり、多くの花が、つぼみをつけたそうです。

ニゲラやタイマツソウが咲き、6月末までは珍しいといわれるクロロウバイやピンク色のカシワバアジサイ、ペンステモン、夏からはエルサレムセージ、ブラックレースフラワー、秋には甲州ブドウが実ります。

真冬にはミモザも咲きます。

可愛らしいオーナメントやガーデンファニチャーを配し

花の観賞はフラワーセラピーとも言われるように、癒やしの効果も大きいそうです。

「最近の若い人は土や花に接する機会が少なくなっているように感じますね」と南さん。
「花に触れることで心豊かなゆとりのある人になってほしい」とも。

ショッパー編集部・内澤さん(64)の記事

南裕子

町田市本町田1544‐32 090-1791-9716

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