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神社でワークショップ?新しい試みを続ける「弥生神社」

神社でワークショップ?新しい試みを続ける「弥生神社」

出典:https://noma.today/yayoi/

弥生神社は明治42年に創建された神社で、旧海老名村とその周辺の氏神さまを一緒にお祀りしたことが始まりとされています。
「弥生」の社号は、創建がまさに弥生(3月)の季節であったこと、また春は万物すべてが天地の恩恵を受ける季節であることから、栄えあるようにと願いをこめてつけられたそうです。

縁結びや安産、厄除け開運などのご利益があるとされており、地元住民からは「海老名の鎮守さま」として親しまれています。
また、海老名では昔養蚕が盛んだったこともあり、弥生神社の本殿のそばには「蚕影(こかげ)神社」もお祀りされています。
境内は高台にあり、たどり着くまでの参道にはイチョウや桜の木が植えられていて、見頃を迎えると美しく色づいた姿が見られます。
石段を登りきると、社殿からは美しい海老名の街の景色を一望することができます。

弥生神社の一番の特徴といえば、ワークショップを定期的に開催しているという点です。
神社とワークショップ、なかなか結びつかないかもしれませんが、その開催内容は神社ならではです。

例えば、御朱印帳や熊手、お守り袋、勾玉守など、普段であれば授与品として頂くものを、自分の手で作ることができるのです。
特に、御朱印帳は表紙となる布を選んで世界にたった一つ、自分だけのオリジナル御朱印帳が作れるとあって大好評!
これまでに何度も開催されている人気のワークショップです。
さらにうちわや七夕飾り、ひな人形づくりなど、その季節ならではのワークショップも開催されています。

出典:https://ebina-yayoijinja.work/workshop/goshuincho9-8

ものづくりだけでなく、日本の歴史や文化をもっと身近に感じてもらえるようにと、宗教や文化の勉強講座も実施しています。
こちらもただ講義をひたすら聞くだけではなく、講義内容に合わせた体験学習ができますので、より知識を深められるでしょう。

ちなみにこのワークショップ、事前の予約不要で参加が可能です。
「ふらりと気軽にお越しいただきたい」という神職さんの思いから、こうした形式をとっているとのこと。
「参拝ついでに参加してみようかな」と気軽に参加できるワークショップ。
ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

弥生神社は授与品のラインナップも豊富です。
特にお守りは絵柄もそれぞれ異なっており、色鮮やかでつい迷ってしまいそうです。

出典:https://noma.today/yayoi/

例えば、子授け守りは赤ちゃんを運んでくる言い伝えがあるコウノトリがあしらわれていたり、学業守りは深い山々と霞を絵柄にし、「困難を乗り越えれば光が見えてくる」という願いを込めていたりと、お守り一つひとつのデザインも凝っています。
伝統的なモチーフや紋、配色が使われていて、どれもかわいらしいものばかりです。

さらに特徴的なのは、弥生神社特製の御朱印帳。こちらはなんと、表紙がリサイクルの布地を使用している手作りの一点物なのです。
授与品の企画やデザインはワークショップを開催している神職さんが行っているということで、その発想力に驚かされてしまいますね。

今回は「弥生神社」を紹介しましたが、いかがでしたか?
「神社に足を運んでもらうきっかけになれば」という思いで始められたというワークショップ、体験してみたいと思った方も多いのではないでしょうか。
自分で手作りしたものは愛着が湧きますし、思い出作りにもなりますよね。
「神社には初詣くらいしか行かないな」という方も、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

楓さん(303)の記事

弥生神社

https://ebina-yayoijinja.work/

海老名市国分北2-13-13 046-231-2595 【アクセス情報】
小田急線「海老名駅」東口から徒歩17分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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