恐竜だけじゃない！地球の誕生から生命の歴史を辿る「生命の星・地球博物館」

現在、地球の環境汚染が浮き彫りになっていることで、何か環境を守るための活動を始めている方もいるのではないでしょうか。

エコバッグを使ったり、マイストローを使ったりするなど、環境保護に努める取り組みはますます広がりをみせています。

そうした中、環境問題や地球の自然に興味を持つようになった方も少なくないでしょう。

そこでおすすめなのが、「生命の星・地球博物館」です。

出典：https://twitter.com/seimeinohoshiPR/status/1303937644359946242/photo/1

生命の星・地球博物館では、地球が誕生してから現在までの約46億年の歴史と生命の多様性について、時の流れに沿って分かりやすく展示されています。
展示物には巨大な恐竜から豆粒ほどの昆虫まで、約1万点もの実物の標本があります。

宇宙や地球環境、生物の歴史などに興味があるという方は、博物館へのアクセスを確認してみましょう。

生命の星・地球博物館の最寄り駅は、「入生田駅（いりうだえき）」です。
入生田駅は、小田急線「小田原駅」より箱根登山鉄道に乗車して約10分で到着します。
入生田駅から博物館までは徒歩3分とアクセスが良いため、気軽におでかけすることができるでしょう。

出典：https://twitter.com/seimeinohoshiPR/status/1297727142868873216/photo/1

では、生命の星・地球博物館の常設展示を見てみましょう。
博物館の1階には、「地球を考える」「生命を考える」というコンセプトの常設展示が設けられています。一方3Fには、「神奈川県の自然を考える」「自然との共生を考える」という別の視点を持った常設展示があります。
「地球を考える」エリアでは、今から約46億年前にタイムスリップして、太古の地球の姿を見ることができます。かつて、地球には多くの隕石が襲来していました。
この隕石は、私たちの住む地球、そして宇宙の誕生の謎を解明する鍵となります。
地球を考えるゾーンには宇宙の可能性を秘めた名のある巨大隕石が展示されていて、さまざまな種類の隕石を見ることができます。

「生命を考える」エリアには、巨大な恐竜の化石のほかに、太古の昔に存在した昆虫や動物の剥製などが展示されています。
海から陸上へ生物が深化する過程や、海・陸それぞれの世界に生息する生き物たち姿を垣間見ることができます。

また、地形や土地の成り立ちが分かる展示もあります。
「神奈川県の自然を考える」エリアでは、地殻変動によるプレートの動きや火山活動など、神奈川の大地のおいたちを学べます。
一方で、「自然との共生を考える」エリアは、私たちが地球の未来を見据えて真剣に向き合わなければならない「地球環境」という課題にフォーカスした展示です。
地球がどのように呼吸し、生きているのか知ることで、「私たちは、破壊された地球に対して何ができるのか」ということをじっくりと考えさせられるはずです。

生命の星・地球博物館には常設展示だけでなく、期間限定の特別展示も設けられています。
ここでは、過去の展示をご紹介しましょう。

出典：http://nh.kanagawa-museum.jp/exhibition/special/ex153.html

2017年7月15日～11月5日に開催された「地球を『はぎ取る』」という特別展示。
この特別展示は地層に関する展示です。
地層は、地球の誕生から現在までに起きた地殻変動・火山の噴火・風化など、地球の歴史が刻まれた芸術です。特別展示「地球を『はぎ取る』」では、そんな地球の芸術作品を剥ぎ取り、標本にして展示しました。
特別展示では、こうした地球のロマンがつまった、学びや驚きが感じられる展示をしています。

今回は、地球の歴史と自然がたっぷり楽しめる、生命の星・地球博物館についてご紹介しました。
環境問題や社会問題が問題になっている今の時代だからこそ、リフレッシュがてら地球のおいたちを振り返ってみるのもいいかもしれません。
自分たちが暮らす大切な地球だからこそ、しっかりと理解して、生き物や環境に配慮して共に暮らしていきたいものですよね。
環境活動の第一歩として、またご家族との夏の想い出に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？