芝桜を見るなら「相模川芝ざくらまつり」がおすすめ！桜の道を走り抜けよう！

相模川を中心に開催される「相模川芝ざくらまつり」。
春の風物詩といえば桜ですが、多くの方はソメイヨシノを思い浮かべるのではないでしょうか。
中には「芝桜を知らない」「見たことがない」という方もいるかもしれません。

芝桜とは、地面に芝のように広がる桜に似た花を咲かせる多年草です。
満開になると辺り一面が色鮮やかに包まれ、まるでお花の絨毯のようになります。

一般的に知られているソメイヨシノやシダレザクラは、バラ科サクラ属に分類されます。
一方、芝桜はハナシノブ科フロックス属に分類されます。
桜はバラ科サクラ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹を指すため、学術的に言えば芝桜は桜の仲間ではありません。

しかしながら、芝桜の美しさは桜にも劣りません。
春になると、白・ピンク・青・紫といった鮮やかで美しい花を咲かせます。
ちなみに、芝桜の開花時期は4月上旬～5月下旬、開花期間は1～2週間程度と言われています。
なお、開花時期は地域によって異なるため、事前に各地域の開花情報を確認しておきましょう。

引用：https://twitter.com/sagami_shiba/status/984421502303944705

相模川流域で開催される「相模川芝ざくらまつり」では、大輪の花を咲かせた芝桜を鑑賞できます。
相模川左岸の堤防の約1,400mに渡り敷き詰められた芝桜は「芝ざくらライン」と呼ばれており、日本一の長さを誇ります。
堤防に咲く芝桜は、老人会や自治会、地元企業の資機材提供、市民の奉仕活動により、相模原の環境保護を目的に植栽されたものです。
まさに相模川の堤防がキャンバスになっているわけですね。

続いて、「相模川芝ざくらまつり」の過去の開催日時をご紹介します。
相模川芝桜まつりは、毎年4月上旬から中旬まで行われています。
2019年は4月1日（月）から4月21日（日）に開催され、式典は4月14日（日）午前10時から行われました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、開催を中止しています。
なお、芝ざくらまつりの開催が中止されても芝桜を見に行くことはできます。
なお、芝ざくらラインの見頃は3月下旬から4月中旬までです。

会場へのアクセス方法は下記の通りです。

・小田急線「相武台前駅」より「磯部」行きバス（台06系統）乗車、「相武台下駅」バス停下車、徒歩約15分
・小田急線「相武台前駅」より「磯部」行きバス（台06系統）乗車、「終点」下車、徒歩約10分

小田急線を使えば、新宿などの都心からでもお出かけしやすいので、ぜひ春のリフレッシュに訪れてみてはいかがでしょうか？

相模川芝ざくらまつりでは、足元に広がる芝桜と頭上に咲き誇るソメイヨシノに囲まれた堤防を走るマラソンイベントが開催されます。

引用：https://twitter.com/sagami_shiba/status/979663686590652416

種目は駅伝または個人の20km、個人またはペアの3km・5km・10km、ファミリーでの参加競技として1.5kmに分かれています。
個人種目総合上位3位の方にはメダルが、6位までの方には賞状が、ペアやファミリーでの参加者全員に完走メダルなどが授与されます。
さらに、参加賞としてTシャツやタオルなどの完走記念品が貰えるようです。
なお、マラソンイベントに参加するには、事前申込みや参加費が必要です。
各種目において、年齢制限や時間制限なども設けられているので、ぜひイベントの開催概要をご確認ください。
お友達や家族と一緒にマラソンに参加して、桜の道を走り抜けましょう！

相模川芝ざくらまつりでは、マラソン以外にも、楽しめる催し物が開催されています。
過去に開催された芝ざくらまつりでは、農産物や苗などを販売するフリーマーケットや、在日米陸軍軍楽隊などによる演奏、ビンゴゲーム大会などが行われていました。
芝ざくらの香りに包まれながら、楽器の音色に耳をすませるのも良いですね。

お花見というとソメイヨシノが定番ですが、今度のお花見はぜひ芝ざくらを満喫してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したように、芝ざくらまつりではお花見以外に楽しめるイベントも多数催されています。
ぜひ、春の季節を満喫してみてくださいね。