小田原でお花見をするなら「小田原桜まつり」がおすすめ！

桜の季節が近づくと、お花見の計画を立てたくなりますよね。
美しい桜が見られる場所はないかと、前もって桜スポットを探している方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが「小田原桜まつり」です。

小田原桜まつりは、小田原城跡である小田原城址公園を中心に、市内各所で開催するお祭りです。
城山公園では約350本のソメイヨシノ、長興山紹太寺では小田原市指定天然記念物のシダレザクラ、その他にも市内随所で桜の木が見られます。

小田原城址公園には約300本のソメイヨシノが植えられており、中には昭和初期に植えられたものもあるそうです。
桜の見頃が訪れると園内を淡いピンク色に染め上げ、美しい景色の中、歴史と自然を満喫できます。
なお、園内の桜の見頃は3月下旬から4月上旬です。

小田原城址公園では、桜の開花時期に合わせて「ぼんぼりの点灯」と「桜のライトアップ」が行われます。
日中の園内は華やかで柔らかい雰囲気が楽しめますが、夜のライトアップでは一転して幻想的な空間に包まれます。
ロマンチックなムードもあるため、お花見デートにピッタリの場所ですよ。
小田原城址公園のおすすめお花見スポットは、お堀の前方です。
しとやかな桜が天守閣を振り仰ぐような風景を望めます。

ライトアップは、3月中旬から4月初旬まで行われます。点灯時間は18：00～22：00頃です。
なお、2020年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のためライトアップは中止となりました。
今年の開催に関しては公式HPにてご確認下さい。

小田原桜まつりでは、桜のライトアップのほかにもユニークなイベントが開催されます。
ここからは、各イベントについて簡単にご紹介しましょう。

3月下旬には、小田原城址公園二の丸広場にて「小田原かまぼこ桜まつり」が開催されます。
小田原かまぼこ桜まつりでは、かまぼこ名人による「手作り実演」のほか、かまぼこの板を積み上げて高さを競う「かまぼこ板一夜城合戦」、各種ライブステージなどが開催されます。
小田原桜まつりに参加する方は、ぜひお立ち寄り下さい！

4月初旬には、小田原城址公園二の丸広場にて「小田原おでんサミット」が開催されます。小田原おでんサミットは、小田原おでんや全国のご当地おでんを楽しめるイベントです。
また、一般の方からアイデアを募集して作ったオリジナルおでんの審査会「小田原おでん種コンテスト」なども開催されます！
おでんの食べ比べをしながら、お花見を満喫しましょう。

5月3日頃には、小田原市最大の観光イベント「小田原北條五代祭り」が開催されます。
小田原北條五代祭りでは、戦国時代に小田原城を本拠地としていた戦国大名北條氏に模した武者隊や音楽隊、まち衆隊など、総勢約1,700名が小田原市内を練り歩きます。
もちろん、北條鉄砲衆や風魔忍者によるパフォーマンスも！
戦国武将ファンなら、一度は行っておきたいイベントと言えるでしょう。

なお、2020年の上記イベントは新型コロナウィルス感染拡大防止のため開催中止となりました。
今年の開催に関しては公式HPにてご確認下さい。

また、小田原城ではご紹介した以外にも、年間を通して季節や文化を感じられるイベントを実施しています。
あじさいや菊といったお花に加え、小田原提灯を使った夏のイベントや農業イベントも開催されます。
どのイベントも基本的にはどなたも無料で参加できるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
詳しい内容については公式HPをご確認ください。

最後に、小田原城址公園へのアクセスについてご紹介します。
まず電車で向かう場合、小田急線「小田原駅」で下車します。
小田原駅から弁財天通りの方向へ向かい、徒歩約10分で小田原城址公園に到着です。

次に車で向かう場合はルートを3つご紹介します。
バイパスを使う場合は、「小田原IC」を出て5分ほど走ると小田原城址公園に到着します。一般国道を使う場合は、「荻窪IC」から約10分で到着です。
東名高速を使う場合は、「大井松田IC」を出て40分ほど走ると公園に到着します。
なお、小田原城址公園には一般車両用の駐車場がなく、障害者車両やオートバイの有料駐車場のみあります。
そのため、車を使ってお出かけする場合は、周辺の有料駐車場を利用しましょう。

小田原桜まつりは、小田原城址公園や市内で大々的なイベントが開催されます。
桜巡りをするも良し、夜桜の美しさにひたるも良し、食を堪能するのも良し、楽しみ方は十人十色です。
ぜひ今年の春は、小田急桜まつりにお出かけして、あなた好みのお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか？