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花見もスポーツも満喫できる!自然たっぷり「鹿沼公園」の魅力と見どころ

花見もスポーツも満喫できる!自然たっぷり「鹿沼公園」の魅力と見どころ

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4761190

相模原市にある自然たっぷりの「鹿沼公園」。
普通に遊んで楽しむことはもちろん、遊びながら交通ルールを学べる「交通公園」としても知られるスポットです。
昔の公園周辺はアシが生い茂る沼地で、「デイダラボッチという巨人の足跡が沼になった」という伝説が残っています。
1942年の土地区画整理事業で公園用地として指定されたことから始まり、1973年に公園として市民が集う憩いの場となりました。

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/2814730

公園の中央部には「白鳥池」が設けられており、数羽のコブハクチョウが暮らしています。
初夏にはかわいいヒナの姿を見られるかもしれません。
池で暮らすカモ・カメ・コイなどと一緒に、来園者の心を和ませてくれるでしょう。
また、この白鳥池は多くの桜やアジサイに囲まれています。
春には公園内全体で桜が咲き乱れて、特に白鳥池では桜・池・白鳥のコラボレーションを楽しめるでしょう。

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/23525417

そして、この公園にはもう一つの特徴が。
なんと全国で7台しかない珍しいSL・蒸気機関車D52型が展示されているのです。
この蒸気機関車は1946年(昭和21年)の第2次世界対戦直後につくられたもので、北海道にある函館本線・室蘭本線で貨物の運輸をしていました。
それが国鉄の近代化に伴い、1973年(昭和48年)に引退。
国鉄の計らいで、函館五稜郭機関区から相模の地にやってきたのです。

また、蒸気機関車D52型が展示されている「自動交通公園」という区画には信号機や踏切が設置された道路があり、公園内で借りられるカートや自転車などを使い走行することも。
コース内の信号機や標識などは公道で使用されている本物であるため、遊びながら交通ルール・マナーを学習できるでしょう。
本格的な道路コースだけでなく幼児向けの小規模なコースもあり、小さな子どもでも楽しく遊べます。
新学期・進級を迎える子どものために、親子で楽しく交通ルールを教えられる場所です。
なお、乗り物は無料で利用できますが、先着順に1回30分までと決められています。
自転車は私物の利用も可能ですが、日中の走行はレンタル品に限られているため注意しましょう。

ほかにも、公園内には軟式の野球場と人工芝のテニスコートが設けられており、スポーツで体を動かすことも可能です。
自然豊かな公園内にあるため空気が澄んでおり、ほかのコートと比べても気持ちよく練習できるでしょう。
ちなみに、申し込む際は野球場・テニスコートともに事前の抽選が求められるため、利用したい場合は早めの申し込みをおすすめします。
野球場・テニスコートともに、相模原市民であれば1/5ほどの料金で利用できます。
非常にお得なため積極的に利用を考えてみましょう。
どちらも保守点検日と年末年始は利用できず、野球場は冬場に長期間利用できなくなります。
利用を考えるタイミングによっては注意が必要です。

鹿沼公園には豊かな自然と交通を学べる公園、そしてスポーツ施設が集まっています。
自然を満喫することはもちろん、お子さんから大人の方まで、遊びながら交通ルールを学ぶ機会にしてみてはいかがでしょうか?

楓さん(303)の記事

鹿沼公園

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/kouen_kankou/kouen_ryokuchi/1003078.html

相模原市中央区鹿沼台2-15 042-755-9781

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