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歴史やイベント、地産地消グルメも楽しめる!「小野路宿里山交流館」とは?

歴史やイベント、地産地消グルメも楽しめる!「小野路宿里山交流館」とは?
町田の歴史スポット!小野路宿里山交流館とは?

町田市の丘陵地帯にある「小野路宿里山交流館」は、自然豊かな里山散策の際に利用できる休憩・交流拠点です。
元々は街道沿いの宿場にあった「角屋」という旅籠で、2013年に観光拠点として再整備されて開業しました。
江戸時代の雰囲気を感じつつ、自然や食事などを楽しめます。

もともと、小野路宿は鎌倉時代に鎌倉と武蔵国府(現在の東京都府中市)を結ぶ街道沿いに設けられていた宿場でした。
江戸時代に入ると東海道と甲州街道を結ぶ道としてさらに発展していき、幕末には5方向からの街道が集まる交通の要衝になっています。
ちなみに、小野路宿に住んでいた名主のなかには、新撰組の近藤勇や土方歳三から剣術指南を受けていた人もいたようです。
小野路は鎌倉時代から幕末まで多くの人が行き交った場所であり、現代でも里山交流館として多くの人が訪れている場所なのです。

小野路で地産地消!旬の野菜や果物も買えちゃいます

里山交流館では食事も楽しめます。
地元の地粉だけを使ったうどんや新鮮な野菜・果物、各種加工品などが販売されています。
いずれも小野路の農家や住民が手間暇かけて作ったもので、小野路の良さを味覚でも味わえるでしょう。
かまどで炊いた御飯を使った赤飯や、酒麹の香りが広がるまんじゅうなども魅力的です。
なお、まんじゅうは土日のみ販売しているため注意しましょう。
赤飯やまんじゅうなど和食だけでなく、コロッケ・コーヒー・里山アイスなど洋風の料理も用意されています。
また、冬場にはおしるこや焼き芋も食べられます。
注意点として、里山交流館で食べられる食事はいずれも数に限りがあります。
来館者が多いと売り切れる可能性もあるため、訪れるタイミングなどに注意しましょう。

イベントも楽しめる!小野路宿里山交流館までのアクセス方法をご紹介

里山交流館ではさまざまなイベントも開催されます。
これまでにガイド付きのツアーや寄席、うどん作り教室などが催されてきました。
イベントの多くは定員が設けられています。
開催情報を早めに調べて、興味のあるイベントが開催される場合は当日早めに向かいましょう。
そんな里山交流館は小田急線小田原線の鶴川駅・多摩線の多摩センター駅との中間付近にあります。
両駅や町田駅からバスが出ているため、時刻表を調べて駅から乗っていけます。
町田駅から行く場合、里山交流館が開館している時間帯のバスは本数が少ない点に気をつけましょう。
平日は2本、土日祝日は3本のみのため、時刻に注意しないと行けなくなる可能性があります。
バスの本数は鶴川駅からのものが最も多く設けられており、基本的には鶴川駅経由がおすすめです。

豊かな自然や美味しい料理を楽しめる小野路宿里山交流館は、都心から気軽に行けて心身をリラックスさせられるスポットです。
昔多くの人が行き交った場所で新たな人と交流することも大きな楽しみになります。
日本の原風景ともいえる里山に触れて、癒し・学びなどを同時に楽しみましょう。

楓さん(303)の記事

小野路宿里山交流館

https://www.city.machida.tokyo.jp/kanko/miru_aso/satoyamakoryukan/index.html

町田市小野路町888-1 042-860-4835

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