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美景でエネルギーチャージ!天成園内の2つの滝「玉簾の瀧」と「飛烟の滝」

美景でエネルギーチャージ!天成園内の2つの滝「玉簾の瀧」と「飛烟の滝」

箱根湯本駅から徒歩12分の場所にある温泉宿・天成園の庭内では、「玉簾(たまだれ)の滝」と「飛烟(ひえん)の滝」2つの滝を楽しむことができます。
今回はそれぞれの滝の見どころと、天成園庭内の楽しみ方をご紹介します。
休日のお出かけスポットの候補として、ぜひご参考にしてください。

天成園内で見ることができる「玉簾の瀧」と「飛烟の滝」

いくつにも分かれて流れ落ちる水が「玉すだれ」のように細かく美しいことから、そう呼ばれるようになった「玉簾の瀧」。
昭和天皇をはじめ、古くから箱根越えをする旅人やさまざまな文化人に愛されてきました。
高さ8メートル、幅11メートルほどと小さな滝ですが、その涼しげな様子は見る人の心を癒してくれます。
落ちてくる水の音が美しいのも魅力の一つですので、お立ち寄りの際にはぜひ耳を傾けてみてください。
一方「飛烟の滝」は、「煙(けむり)」の意味を持つ「烟」の漢字が使われている通り、水しぶきが煙のように立ち込めるのが特徴です。
高さ20メートル、幅10メートルほどと大きく、玉簾の瀧と比べると力強さが感じられます。
ちなみに「飛烟の滝」は、大正12年、関東大震災で土砂に埋もれてしまった際に一度渇水してしまっていますが、人の手により現在の姿に復元されました。
いずれの滝も自然の中にそびえており、新緑や紅葉の時期は一層美しい景観を楽しむことができます。
2つの滝を見分けるポイントですが、しめ縄が飾られているのが「玉簾の瀧」、ない方が「飛烟の滝」となります。
2つの違いを見比べながら観賞するのも面白いかもしれませんね。

2つの滝の間にある階段を登っていったところに構えているのが「玉簾神社」、箱根神社・九頭龍神社の唯一の分宮です。
主祭神に箱根大神を奉斎し、相殿に九頭龍大神・水波能売神・稲荷大神・恵比寿神の神様をお祀りしています。
玉簾神社は、江戸時代より家内安全・商売繁盛・開運出世の神社として信仰されてきました。
また、九頭龍神社のご利益である「縁結び」にちなんで、天成園にはハート型の絵馬など4種類の絵馬があります。
さらに玉簾神社の御朱印は、干支や日付入りのものから季節限定デザインのものまで用意されているので、参拝の記念にぜひ拝受してみてくださいね。
なお、毎月21日には箱根神社神官による水の恩恵に感謝するお祭「名水祭」も行われています。
本宮の箱根神社・九頭龍神社と一緒に玉簾神社もお詣りして、良縁成就祈願をしてみてはいかがでしょうか。

園内を堪能したあとは足湯とお食事で一息も
滝めぐりと神社参拝のあとは、お茶屋さん「たまだれ庵」で一息つくのもおすすめです。
たまだれ庵では、箱根山麓豚を使った美味しいメニューや夏季限定名物「そうめん流し」、おでん各種、甘味などをいただけます。
また、施設内には足湯エリアもあるので、庭園の景色を堪能しながら旅の疲れを癒すことができますよ。

園内で滝や庭内の美景、神社、お食事が一度に堪能できてしまう温泉宿「天成園」。
暖かくなってきたこの時期はぜひ「玉簾の瀧」と「飛烟の滝」に、涼みに行かれてはいかがでしょうか。

楓さん(303)の記事

箱根湯本温泉 天成園(玉簾の瀧・飛烟の滝)

https://www.tenseien.co.jp/floorguide/tamadare.html

足柄下郡箱根町湯本682 0460-83-8500 【アクセス情報】
小田急・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より徒歩12分

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