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美しい花菖蒲は必見! 国民に愛される「明治神宮」をご紹介!

美しい花菖蒲は必見! 国民に愛される「明治神宮」をご紹介!
参拝者数日本一! 「明治神宮」についてご紹介

東京都渋谷区に鎮座する歴史ある神社「明治神宮」。
都心ながらもタヌキやイタチなどの野生動物が見られるほど自然豊かな神社となっています。
今回は、国民に愛される「明治神宮」の見どころについてご紹介します。

明治神宮は、第122代天皇・明治天皇とそのお妃・昭憲皇太后を御祭神としている神社です。
日本全国で最も有名な神社の一つであり、毎年の初詣で日本一の参拝者数を誇っています。
また、観光スポットとしても人気があり、清正井(きよまさのいど)や夫婦楠(めおとくす)、亀石(かめいし)など、数々のパワースポットがあることでも有名です。
特に清正井は「東京の名湧水57選」にも選ばれており、かつては明治天皇や昭憲皇太后も訪れたといわれています。

明治神宮は、国民からの強い要望により大正9年(1920)11月1日に創建されました。
明治45年(1912)に明治天皇が、大正3年(1914)に昭憲皇太后が崩御された際、お二人を大変慕っていた国民は、永久に敬い慕える神社を欲したのです。
昭和20年(1945)に明治神宮はアメリカの空襲で主要な建物群が焼けてしまいましたが、戦争終結後に多くの人の協力によって、昭和33年(1958)に現在の状態まで再建されました。
今もなお、国民に愛され続ける神社となっています。

御祭神ゆかりの「御苑の花菖蒲」についてご紹介!

明治神宮では1年を通して四季折々の草木を楽しめますが、特におすすめなのが、毎年6月前後に見ごろとなる「花菖蒲(ハナショウブ)」です。
御苑の花菖蒲は、明治36年(1903)明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられました。
なお、御苑に咲き競う花菖蒲はなんと約150種1,500株。明治から現代まで「仙人洞(せんにょのほら)」「三笠山(みかさやま)」「九十九髪(つくもがみ)」「都の巽(みやこのたつみ)」といった、さまざまな品種の花菖蒲が大切に育てられています。
訪れた際には、境内にある代々木御苑をゆったり歩きながら、白や薄紫、深紫の美しい花菖蒲をぜひ観賞していってくださいね。

5月3日は春の大祭「崇敬者大祭」が行われます!

明治神宮では、例年5月2日と3日に「春の大祭り」が行われ、5月3日には「崇敬者大祭」が開催されます。
崇敬者大祭とは、昭和21年(1946)に創立された明治神宮崇敬会の会員、簡単にいうと、明治神宮を継続的に崇敬する人々の参列のもとに行われる大祭です。
祭典では、神楽「浦安の舞」が舞われ、大祭期間中は、外拝殿にて「能・狂言」や「邦楽邦舞」が奉納されるなど、さまざまな伝統芸能に触れられます。
伝統芸能はいずれも無料で拝観できるので、ぜひ参加してみてくださいね。

なお、春の大祭は5月の連休と重なっており、境内が混雑するため午前中に参詣するのが良いでしょう。
休憩所も用意されているので、予め場所を確認しておくことをおすすめします。
ほかにも、年間を通してさまざまな奉祝行事が開催されますので、開催日時については公式ホームページをご確認ください。

楓さん(303)の記事

明治神宮

https://www.meijijingu.or.jp/

渋谷区代々木神園町1-1 03-3379-5511 【アクセス情報】
小田急線「参宮橋駅」より徒歩3分

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