たくさんのバラに癒されよう！ 運動施設と自然の公園「野津田公園」

小田急線鶴川駅からバスで行ける「町田市立野津田公園」は、気軽にスポーツやレクリエーションを楽しめる総合公園です。
敷地内には、サッカーJ2リーグの試合なども開催される「町田GIONスタジアム（町田市立陸上競技場）」があり、ほかにも野球場やテニスコートなど、子どもからお年寄りまで気軽に利用できる施設が充実しています。
また、スポーツ以外にも「新ばら広場」のバラや「芝生広場」の桜、「上の原広場」の草花など、目で楽しめる癒しスポットも満載。
今回は、そんな豊かな自然に囲まれた「町田市立野津田公園」の見どころをご紹介します。

大きなスタジアムがある公園、町田市立野津田公園
野津田公園の陸上競技場は400mトラックを備えており、約15,000人もの観客を収容できる規模を誇ります。
サッカーやラグビーといったさまざまなスポーツ競技の開催地となっているほか、一般向けにスタジアムの貸出も行われています。
なお、利用可能時間は時期によって多少変動するため、事前に確認しておくと良いでしょう。

スポーツ施設のほかに、「新ばら広場」も野津田公園の見どころのひとつです。
こちらの広場は2021年に公園の中心部エリアに移設され、リニューアルされました。
かつてのばら広場からは447株・283種のバラが移植され、さらに976株・164種のバラが新たに植えられています。
季節になると、たくさんのバラたちが競い合うように咲き、辺りはバラの良い香りに包まれます。

なお、バラの見頃は年に2回、5月中旬～6月下旬ごろと、10月下旬～11月上旬ごろとなります。
見頃の時期にはたくさんの方が訪れ、バラを観賞したり、写真におさめたりして楽しむ姿が見受けられます。
一番人気の撮影スポットになるといっても過言ではありませんが、混雑時はイスや三脚などを使った撮影はできないため、注意しましょう。

ちなみに、決められた場所ではリード付きで犬の散歩も可能です。
美しいバラの景色や香りは、ワンちゃんにとってもリフレッシュになるでしょう。

野津田公園には、子どもが喜ぶ遊びスポットもいっぱいあります。
天然芝5,500平方メートルほどの面積を誇る「芝生広場」は、野津田公園で最も多くの方に親しまれている場所です。
桜の季節になると広場周辺の桜が咲き誇り、毎年多くの花見客で賑わいます。
ちなみにテント張りは許可されていますが、火器の利用は禁止されているため、気を付けましょう。

駐車場を挟んで隣にある「ピクニック広場」は、緩やかな斜面の草原の広場となっており、その名の通りピクニックに最適な場所です。
特にファミリー層に人気のスポットで、春になると、あたり一面を黄色く染めるほどのカントウタンポポが咲きます。
また、子どもに大人気な遊具が設置されているのも嬉しいポイント。
ピクニック広場の遊具は、幼児から小学生向けに作られた複合遊具となっており、連日多くの子どもたちで賑わいをみせています。
さらに、南口から入ってすぐの場所にある「上の原広場」も、ファミリー向けのスポットとなっています。
こちらのエリアでは、春にはカントウタンポポのほか、オオイヌノフグリやアマドコロなどが咲き、四季を通じてさまざまな草花を楽しむことができます。
さらにトンボやチョウやコオロギ、バッタといった昆虫の姿も見られるため、昆虫観察にもうってつけです。

一日いても飽きないほど、魅力がいっぱいの「町田市立野津田公園」。
次の休日は野津田公園で、家族・友人と一緒に、おもいっきり身体を動かして遊ぶのも良いですね。