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沈黙の特急!!

沈黙の特急!!
引退が迫るVSE50000形

みなさん、こんにちは。
好きな行き先は終電間近の「急行成城学園前行」の柿生大福です。
今日は某アクション映画のタイトルのような内容です。
はたまた、小田急トラベルさんがファンを唸らせるツアーをやってくれました!
その名も「音鉄の皆さま向け、録音車両あり!
VSE独特のサウンドを楽しむ旅 “サイレントロマンスカー”」です。
そちらに、参加してまいりましたのでレポしたいと思います。
なんと、VSEが運行した日は僕の誕生日。パートナーにも、無理を言ってお願いし、僕のお祝い旅行の前に一緒に乗ってもらいました。

今は、臨時列車で走ってるぞ!

キーワード①:ロマンスカーの"DNA"
小田急線は神奈川県に入ると山間部やカーブの区間も多くなります。
その区間を高速で、かつ安全に通過するために「連節車」という機構を使って、かつてのロマンスカーは設計されました。
HiSEのあと、EXEでは使われなかったのですが、この機構はVSEで再び復活したのです。
普通の通勤車やVSE以外のロマンスカーは一車両に2箇所、台車が設置されています。しかし、この連接車は車両と車両の間に台車を設置するのです。
だから、通過時の音も違います。普通の電車が「ガタン、ガタン」・・・という音なら、VSEは「ガタンガタン・・・」と間が詰まったように聞こえるのも特徴です。

これが連接車です!

昔、祖父母宅にいると、小田急線の通過音が聞こえるのですが、子供ながらに「あ、今、ロマンスカーが通過したな」なんて分かりました。
それくらい特徴的な通過音なのです。
今回のツアーでは、そう言ったVSEでしか聞けない音を聴くための「サイレントツアー」だったのでした。
そのため、録音専用車両もあったのです。
もちろん、僕もしっかりと録音しました。

キーワード②:特別航路とサプライズ
ツアーは新宿駅から特別行路を経て秦野駅へ。
そして、新宿駅に戻ってきたのでありました。
しかし、そこは小田急。
しっかりと見せ場もありました。VSEとGSEの並走シーンや複々線区間を活かした他の車両との共演も、乗りながらもワクワクしました。
でも、サ・イ・レ・ン・ト!ということなので、車内も一瞬盛り上がるもののすぐに静かになるという独特な雰囲気もツアーの面白さの一つでした。

神々しいツーショット!

最後に・・・

え?お祝いは旅行はどこだったかって?
もちろん、箱根でしょう!
もう一度、ロマンスカーに乗り込んで箱根湯本まで行きましたとさ!

柿尾大福さん(12)の記事

小田急トラベル

https://www.odakyu-travel.co.jp/special/oer/vse_silent.html

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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