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花菖蒲とあじさいを楽しもう!指定名勝にも選ばれる「町田薬師池公園 四季彩の社」

花菖蒲とあじさいを楽しもう!指定名勝にも選ばれる「町田薬師池公園 四季彩の社」

町田市域を代表する都市型公園として、周辺住民をはじめ多くの人に親しまれている「町田薬師池公園 四季彩の社」。
園内は、薬師池公園を中心にさまざまなエリアで構成されており、大人も子どもも自然と触れ合いながら一日中楽しめる場所となっています。
なお、梅雨から初夏の時期には花菖蒲やあじさいが見ごろを迎え、美しい青や薄紫色の花が園内各所で見られるようになります。
各種イベントも開催されますので、来園予定がある方はぜひ事前にチェックしてみてくださいね!

「日本の歴史公園100選」「東京都指定名勝」にも選ばれている

町田薬師池公園の中心にある「薬師池」は、もともと水田用のため池として使われていたもので、1590年には既に原型があったそうです。
1970年代に公園として整地されるまで、何度も土砂に埋もれては地元住民たちによって再建され、稲作のための灌漑用水として大切に守られてきました。
このように、豊臣秀吉が栄華を誇っていた時代からの資料が残されていることもあり、町田薬師池公園は「日本の歴史公園100選」や「東京都指定名勝」にそれぞれ指定されています。
歴史的にも景観的にも、非常に価値のあるスポットといえるでしょう。

さらに園内には、「旧永井家住宅」と「旧荻野家住宅」という、文化財に指定された2軒の古民家が移築され、見学できるようになっています。
江戸時代の暮らしを現代に伝える、非常に貴重な文化財なので、ぜひ一度見学してみてくださいね。

6月には「しょうぶ・あじさいまつり」が開催!

町田薬師池公園では例年、6月に「しょうぶ・あじさいまつり」が開催されます。
どちらも梅雨どきに見ごろを迎えるため、この時期はお花を目当てに訪れる人が多いのだとか。
ちなみに花菖蒲は175種類2200株ほど、あじさいは42種類1000株ほども植えられており、数字を見ただけでも見ごたえたっぷりであることがうかがえます。
イベント開催中はガイドツアーや写真展なども開催されますので、併せてお楽しみください。

なお、薬師池公園に隣接した「えびね園」というエリアでも、多くのあじさいが観賞可能です。
こちらでは主に「えびね」というラン科の植物が群生していますが、保護の観点から限られた期間のみ開放されており、いつでも立ち入れるエリアとなっているわけではありません。
例年の6月のみ、あじさいの時期に合わせて無料開園されていますので、タイミングが合った方はぜひ「えびね園」にも立ち寄ってみてください。

「ウェルカムゲート」ではカフェやワークショップなどの娯楽体験もあります。
2020年、新たに西園にオープンした「ウェルカムゲート」は、町田薬師池公園の新たな玄関口ともいえるエリアです。
地元の新鮮野菜や食べ物が並ぶ直売所や、ゆっくりくつろげるカフェ・レストラン、ワークショップ、体験工房などが軒を連ねます。
また、奥に進むと、美しく整備された野外ステージや芝生広場・散策コースなどが見られ、自由に散策するのにもおすすめ。
疲れた際には、カフェなどでほっと一息つけるのも嬉しいポイントです。
なお、いくつか設けられた散策コースのなかには「ゆっくり階段なしコース」といった、ベビーカーや車いすなどでも利用しやすい、段差がないルートもあります。
さまざまな方に配慮した造りが嬉しいですね。

そのほか、定期的に開催される「やくしLOCALファーマーズマーケット」というイベントも人気を博しています。
こちらは地産地消・地域活性化をテーマに近隣の生産者・事業者と提携し、農産物販売や出店・キッチンカーが出店する、地域交流のためのイベントです。
毎回大変盛り上がるイベントとなっていますので、開催日に合わせて来園の計画を立てるのも良いかもしれませんね!

雨が多くなるこの時期、「どこかに出かけたいな」と思った際は、「町田薬師池公園 四季彩の社」に出かけてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい梅雨の日の楽しみ方を発見できますよ。

楓さん(303)の記事

町田薬師池公園 四季彩の杜

https://machida-shikisainomori.com/

町田市野津田町3270 042-851-8942 【アクセス】
小田急線「町田駅」北口より神奈川中央バス「本町田経由鶴川」、または「本町田経由野津田車庫」行きで約30分。「薬師池」下車後徒歩8分。

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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