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湘南・江の島の夏といえばこれ!「江の島天王祭」でお祭りを満喫

湘南・江の島の夏といえばこれ!「江の島天王祭」でお祭りを満喫

湘南の夏といえば、江の島を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
江の島には数多くの催しがありますが、なかでもオススメは「江の島天王祭」です。
この祭りは、江島神社境内にある八坂神社の例祭として知られています。
祭りのクライマックスには、ふんどしを履いた男性が神輿を担いで海に入り、禊(みそぎ)を行います。
禊の後に神輿が通る道中には屋台が並び、たくさんの見物客で賑わいます。
今回は、「神奈川の祭り50選」に選ばれている「江の島天王祭」の歴史や見どころをご紹介します。

湘南の伝統行事!江の島天王祭とは?

八坂神社は、江戸時代まで「天王社」と呼ばれていましたが、1873年に八坂神社と改称されました。
天王祭という名称は、八坂神社の元の名前に由来します。
八坂神社に祀られている「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」は、疫病をはじめとする様々な厄災をはらう神様として信仰されています。
その昔、江の島で漁をしていた漁師たちが「建速須佐之男命」の御神像を引き上げました。
この御神像はもともと、江の島の対岸である腰越にある小動神社に祀られていたものとされています。
そのため、「江の島天王祭」は、海を挟んだ小動神社と八坂神社の2つの神社によって行われています。
夏の疫病や災いをはらい、昔の漁師たちが御神像を引き上げた言い伝えを後世に残すための祭りといえます。
2020年には、藤沢市の重要無形民俗文化財に指定されました。

「神幸祭」は最大の見どころ

8日間にわたって行われる「江の島天王祭」は、祭りのクライマックスともいえる「神幸祭」
が最大の見どころです。
「神幸祭」は御神像が祀られている腰越まで、神輿が出かける一連の行事のことです。
ふんどしを履いた男性たちが神輿を担いで海に入り、神職船によって海上で禊が行われます。
その後、江の島弁天橋を渡り、腰越へと移動。
迎えの小動神社の神輿と合流し、二基並んで小動神社に向かいます。
道中、江ノ電の車両とスレスレになるところも見どころの一つです。
小動神社で御祭儀を奉仕した後、神輿は再び江の島に戻ります。

2023年はいつ開催?どこで見られる?

「江の島天王祭」の神幸祭は、例年7月の第二日曜に開催されています。
2023年は、7月9日(日)に開催されます!
また、小動神社周辺には屋台が並びます。
江の島といえばしらすが有名なので、しらすグルメを楽しんでみるのもオススメです!
当日は、神輿が通る道の周辺に交通規制がかかるため、公共交通機関を使いましょう。
暑さ対策も万全にして、出かけてみてください。

楓さん(303)の記事

江の島天王祭

http://enoshimajinja.sakura.ne.jp/omatsuri/

藤沢市江の島2丁目3-8(江島神社) 0466-22-4020 【アクセス情報】
小田急線「片瀬江ノ島駅」より徒歩18分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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