光であふれる江の島を見に行こう！光と色の祭典「湘南の宝石」

湘南江の島といえば、夏のマリンスポーツをイメージする方も多いかもしれません。しかし、冬の江の島は見どころ満載。今回ご紹介する「湘南の宝石」は、1999年に開催された旧江の島展望灯台（現江の島シーキャンドル）のライトアップを前身とし、今年で23年目を迎える光と色の祭典です。

湘南の雄大な自然と澄んだ夜景、まばゆい光が融合した唯一無二の絶景は、関東三大イルミネーションにも認定されています。江の島島内・片瀬海岸エリアを舞台としたウィンターイベント「湘南の宝石」は、江の島のシンボル的存在でもあるシーキャンドルを中心に、島全体が光と色に包まれる日本有数のイベントです。

「湘南の宝石2023‐2024」の会期は、2023年11月23日から2024年2月29日までとなっています。メインスポットでもあるサムエル・コッキング苑／シーキャンドルの点灯時間は、下記のとおりです。

会期：2023年11月23日～2024年2月29日
平日・年末年始：17:00〜20:00（最終入場19:30）
土日祝・2023年12月22日〜30日：17:00〜21:00（最終入場20:30）
※2024年1月6日～2月29日は点灯開始が17:30～となります。


会期中は毎日、点灯開始時にカウントダウンが行われます。サンセットに浮かび上がる雄大な富士山のシルエットと、ライトアップされたシーキャンドルの共演は必見です。

続いては「湘南の宝石」の見どころをご紹介。まずは、江の島のシンボル的存在、シーキャンドルのライトアップは必見です。タワーを中心に360度、直径70mを超える光の大空間は、宝石箱のなかに迷い込んだと錯覚するような絶景を演出します。特に、タワー麓のサンセットテラスから眺める富士山と光の共演は見逃せません。

タワーの眼下に広がるサムエル・コッキング苑では、エントランスから連なる光の演出も見どころです。夜空に煌めくイルミネーションは、満天の星を連想させます。2021年末にオープンした温室遺構前には、光煌めくフォトスポットも用意されているため、カップルやご家族連れにもおすすめです。

エントランスからタワーまでの回遊路には、最高級のスワロフスキー・クリスタルをちりばめた湘南シャンデリアが浮かびます。LED電球の密度が日本一ともいわれる光のトンネルは、夢の世界へと誘う幻想的な空間です。

回遊路の右手には、自然と光のコラボレーション空間ホウセキFORESTが広がります。今年は新たに低電力LEDを活用することで、自然と光の調和を演出。無数のジュエリーライトとテラリウム、流木に囲まれた心温まる空間を体験できます。

見どころはサムエル・コッキング苑とシーキャンドルだけではありません。例えば、サムエル・コッキング苑に向かう途中にある中津宮広場会場で開催される中津宮広場イルミネーションも必見です。光の小径を抜けた先にある展望デッキからは、江の島ヨットハーバーを見下ろす湘南の夜景を楽しめます。

サムエル・コッキング苑のエントランス前に広がる亀ヶ岡広場会場では、ホウセキ広場＆SAKURAイルミを同時開催。湘南の澄んだ夜空とまばゆい光の共演は、幻想的な世界を演出します。2月中旬頃には早咲きの桜が開花するため、全国的にも珍しい桜と光の共演も見逃せません。

江の島西南端の稚児ヶ淵では、波の浸食によりできた江の島岩屋で江の島岩屋イルミネーションを開催。全国でも類を見ない洞窟イルミによって、幻想的な空間を体験できます。稚児ヶ淵までの道中に位置する奥津宮や恋人の丘龍恋の鐘でもライトアップやイルミネーションを実施しているため、サムエル・コッキング苑やシーキャンドル以外にも見逃せないスポットは満載です。