歴史ある公園でサルスベリの花を楽しもう!「代々木公園」をご紹介
代々木公園は、23区内の都立公園の中で5番目に広い公園です。
かつて陸軍代々木練兵場だったこの場所も、戦後は米軍の宿舎敷地であるワシントンハイツとなり、東京オリンピックの選手村を経て公園となりました。平成3年5月には、高さ15m~30mにおよぶ大小3基の噴水や水回廊をもつ水景施設が完成し、「水と緑」に恵まれた公園として生まれ変わったのが、現在の代々木公園です。
この公園は、道路を挟んで森林公園としてのA地区と、そことは対照的に陸上競技場、野外ステージなどを備えたB地区に分かれています。
原宿門を入って右手奥にオリンピック記念宿舎があり、今でもかつての姿を楽しめますよ。
この他にも売店やレストランだけでなく、フリーマーケットや物産展などが開催されるエリアもあって楽しい空間になっているのも特徴です。
サルスベリの見ごろは7月下旬から9月上旬が一般的とされており、代々木公園でも8月にはサルスベリを楽しめます。鮮やかなピンク色の花が秋まで彩り続けてくれます。
「三本きのこの休憩舎」を少し過ぎたあたりの園路の両側に、30本近くのサルスベリが植えられているほか、原宿門に近い場所や内周コース横のサルスベリもおすすめです。
サルスベリという名前のとおり、サルも滑り落ちそうな幹が特徴となっています。美しい花と一緒に幹にも注目してみてくださいね。
ちなみにサルスベリは次々と新しい枝が成長し、100日間ほど花が咲き続けることから「百日紅(ひゃくにちこう)」とも呼ばれています。
花言葉は「村の娘が命の恩人を待ち続けるように100日間咲き続けた」という、朝鮮半島の物語が由来の「あなたを信じる」をはじめ、花期の長さがよくしゃべる人を連想させることから「雄弁」「饒舌」といったものが挙げられます。
代々木公園は大人も子どもも満喫できる施設が充実しています。
まずは園の真ん中にある「中央広場」。広々と芝が広がるこのエリアは、レジャーシートを広げてくつろいだりお弁当を食べるのにピッタリの場所です。日陰となる六角休憩舎や三本きのこの休憩舎は屋根もついているので、涼みながらの休憩にもいいですね。
また、サイクリングセンターでは有料で自転車の貸し出しもしています。一般的な自転車だけでなく、カップルや親子で乗れる2人乗り自転車もあり、園内のサイクリングコースで楽しめます。小さなお子様が自転車の練習ができる場所もあるので、自転車の特訓中のお子様にもおすすめです。
その他にも、サッカーやホッケー、ラグビーができる球技場があります。こちらはインターネットからスポーツ施設予約システムを利用しての申し込みとなっています。令和6年4月15日から令和8年3月末(予定)まで改修工事により利用を休止していますが、工事完了後にはこちらの利用もおすすめです。
さらに、事前登録をすればドッグランも利用可能ですので、わんちゃん連れの方はぜひ訪れてみてください。
それ以外にも「バードサンクチュアリ」では野鳥の観察ができたり、幅広い世代が一日中遊べる公園となっています。
色鮮やかなサルスベリの花を楽しみながら、のんびりとした時間を過ごしに、この週末はお弁当を持って訪れてみてはいかがでしょうか。
代々木公園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/yoyogi/index.html
渋谷区代々木神園町神南1丁目・2丁目03-3469-6081(代々木公園サービスセンター) アクセス:「代々木八幡駅」より徒歩約6分
※参考URL
https://entame-sports.com/archives/7467.html
https://ameblo.jp/three-up55/entry-12512505160.html
https://yoyogiparksjc.jimdofree.com/2022/08/27/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%99%E3%83%AA%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%81%8C%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%92%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/
https://www.tokyo-park.or.jp/park/yoyogi/index.html
https://www.tokyo-park.or.jp/park/yoyogi/index.html#highLight
https://greensnap.co.jp/columns/crapemyrtle_language
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