鎌倉江の島七福神を巡るなら必見!日本三大弁財天のひとつ「江島神社」

湘南江の島を代表する観光名所「江島神社」。一年を通して多くの人々で賑わう人気のスポットです。
江島神社は1,000年以上の歴史を持ち、「安芸の宮島」「近江の竹生島」と並んで、日本三大弁財天のひとつとして知られています。境内の八角のお堂・奉安殿には「はっぴ弁財天」と日本三大弁財天のひとつ「妙音弁財天」が安置されています。
また、ここに祀られている江島大神とは、奥津宮の「多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)」「中津宮市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)」「辺津宮田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)」という三姉妹の神様をまとめた呼び方。ご利益としては「海・水の神様」「幸福・財宝を招く」「芸道上達の功徳」があります。


鎌倉江の島七福神とは、江島神社(弁財天)、浄智寺(布袋尊)、宝戒寺(毘沙門天)、妙隆寺(寿老人)、本覚寺(夷尊神)、長谷寺(大黒天)、御霊神社(福禄寿)のことです。そして鎌倉には弁財天を祀る有名神社がもうひとつあります。それが鶴岡八幡宮です。鎌倉江の島の「七福神巡り」はこの8か所の寺院で構成されているのです。
七福神が祀られている神社やお寺をめぐる「七福神巡り」ですが、江戸時代にはお正月行事として一般化していました。
鎌倉江の島七福神においてこの習慣が根付いたのは、昭和57年のお正月からとされており、それ以降は地元の人をはじめとした多くの人たちに愛されています。
現在はいつでもめぐることが可能ですが、一年が始まるこの季節にこそおすすめしたいイベントです。年始に寺社を参拝して、気持ち新たに良い一年がスタートできるきっかけとなるかもしれません。また、天気が良い日であれば江島神社で富士山が見えるなど、縁起の良い光景を楽しめますよ。
また現代ならではの楽しみ方として、それぞれの寺社で御朱印を集めることもできます。
前述しましたが、鎌倉と江の島には弁財天が鶴岡八幡宮と江島神社に2つあるため、合計8つの寺社をめぐってくださいね。

源頼朝ゆかりの神社として人気のある「鶴岡八幡宮」。源氏池のそばにある「旗上弁財天社」で弁財天を祀っています。ちなみに、ご利益は「武運長久」「大願成就」です。
参拝が終わったら、御朱印をいただくのも良いでしょう。弁財天の御朱印は「旗上弁財社授与所」で受け取れます。鶴岡八幡宮の社務所とは異なるので、ご注意くださいね。
また源氏池周辺には、全部で8つの摂社・末社があるのでゆっくりと時間をかけてめぐることをおすすめします。
参拝や御朱印集めが終わったら、境内の観光もおすすめです。敷地内には鎌倉国宝館や大銀杏跡、県立近代美術館など見どころがたくさん。小腹がすいたら、小町通りまで足をのばしてみてください。さまざまなお店が立ち並んでいて、何を食べるか目移りしてしまうほどです。
江戸時代から人々に親しまれている「七福神巡り」。年明けに鎌倉江の島の寺院に参拝し、縁起の良い一年をスタートしてみてはいかがでしょうか。
江島神社
藤沢市江の島2丁目3番8号 0466-22-4020 アクセス情報:「片瀬江ノ島駅」より徒歩約15分※参考URL
https://www.trip-kamakura.com/site/hiking-modelcourse/109.html
http://enoshimajinja.or.jp/gosaijin/
https://shichifukujinmeguri.tsutsujilog.net/jisha8/
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