毎年恒例!有名な八人搗きが見られる「代田八幡神社の餅つき」

小田急線「世田谷代田駅」から徒歩2分という距離に位置する「代田八幡神社」。
都会で多くの人が行き交うなか、厳かな雰囲気で佇んでいます。
こちらは、天正19年に創建された神社です。世田谷八幡宮から分霊を勧請されて作られました。この神社の歴史として、大正12年の関東大震災があげられます。世田谷八幡宮の鳥居はこの震災で傾いてしまいました。しばらくして鳥居を修復したものの、立て直した際に表裏を間違えて完成したそう。なんと現在も裏表逆さまの状態で残っています。そしてこの鳥居は、世田谷区の指定有形文化財として、今も大切にされ続けています。境内を訪れたら、このような歴史を感じながら参拝するのもおすすめです。

ここでは「誉田別命(ほんだわけのみこと)」という神様が祀られており、この神様は八幡様や応神天皇とも呼ばれています。
かつて源氏からの信仰が厚かったとされる、誉田別命のご利益は「武運長久」「出世開運」といったものがあります。現代においては「教育」や「縁結び」「交通安全」など日常生活におけるさまざまな出来事にご利益のある神様とされていますので、ぜひ参拝に訪れてみてください。

代田八幡神社の餅つきは「三十代曾もちつき」とよばれ、普通の餅つき大会と一味違う特徴があります。それは、この地域に古来より伝わる「八人搗き」です。
八人搗きは、1999年に世田谷区教育委員会から民族無形文化財に指定された技術。餅つきの歌に合わせて8人がリズムよく餅をつく光景は、ここでしか楽しめません。
ちなみに、前回の餅つきは2024年1月21日に行われました。毎年1月に行われているので、2025年も例年通り行われると予想されています。毎年ついたお餅は先着300名に配布されているので、こちらも魅力的ですね。
寒さが身に染みる季節に楽しめるイベント「餅つき」。代田八幡神社ならでは八人搗きを、ぜひ楽しんでみてください。

代田八幡神社には、代田限定のかわいい福猫「ふくちゃん」がいます。
社務所の中に縁起物として置かれているのはもちろん、御朱印にも、ふくちゃんが描かれていますよ。
まん丸おめめが可愛いこの子は「ありがとうの恩と縁をつないでいく」がコンセプト。誰かからの「ありがとう」は、また誰かへの「ありがとう」を生み、ご恩と良いご縁が紡がれていくように、といった願いが込められています。
また、御朱印帳には代田八幡神社の狛犬がデザインされています。
阿吽の足元には子どもの狛犬がおり、こちらもキュートです。こころなしか狛犬たちも笑顔に見えますね。
駅から近く、普段のお参りにも訪れやすい「代田八幡神社」。餅つきの季節はもちろんのこと、福猫ふくちゃんに会いに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
代田八幡神社
世田谷区代田3-57-1 03-3414-5180 アクセス情報:「世田谷代田駅」から徒歩約2分※参考URL
https://rizzup-omg.com/daita/
https://blog.goo.ne.jp/park-lee/e/d8196f6cae82bb373c8648362c0182fb
https://animism.world/deity/hondawake/#google_vignette
https://www.tokyo-komainu-club.com/%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E3%81%AE%E7%8B%9B%E7%8A%AC%E9%81%94/%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%85%AB%E5%B9%A1%E7%A5%9E%E7%A4%BE/
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