小田急沿線の暮らしに寄り添う地域密着サイト。

合格祈願はここ!「大和天満宮」をご紹介!

合格祈願はここ!「大和天満宮」をご紹介!
戦没者の霊と学問の神様を祀る「大和天満宮」

「大和天満宮」は、小田急線大和駅から徒歩3分のところにある、菅原道真公をまつる神社です。図書館やこども広場などのさまざまな施設がある複合文化施設「シリウス」の2階に鎮座しています。

もともとは近隣の厚木基地内にあった神社で、天照大神と戦死者の霊を祀っていました。しかし、1945年の敗戦を機に天照大神を祀っていた社殿を譲り受け、現在の地に移りました。その後、日本復興の道標になることを願い、菅原道真公を祭神として太宰府天満宮から勧請されたとされています。

大和駅周辺では、平成初期からの再開発事業がおこなわれていました。再開発の拠点として文化施設の建設が計画された敷地に大和天満宮の境内が重なったため、ここ複合文化施設「シリウス」の2階屋上への移転を計画。2014年1月に遷座(御神体を移すこと)が執り行われ、文化施設内に同居するという珍しい立地の神社になりました。

菅原道真公と梅の歴史

菅原道真公を勧請した太宰府天満宮にも梅林がありますが、ここ大和天満宮の境内にも梅が植栽されていて、1月から4月にかけて紅白の花を咲かせます。

菅原道真公は平安時代の貴族です。政治家としても高位にのぼり、漢詩人としても評価されて
いましたが、政争に負けて北九州に左遷されたまま死去しました。その無念から道真公が怨霊
となって祟ったとされ、そんな道真公を鎮めるために神として祀るようになりました。後には学問・豊穣を司る神様として神格化され、現在では日本各地に道真公を祀る神社が存在しています。

道真公を祀る神社では梅がつきものです。これには、梅の花を愛していた道真公が都を追放さ
れる際に、自邸の庭の梅の木に向けて「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」という和歌を詠んだところ、梅の木が九州まで飛来したという伝説に由来するものです。

合格祈願にピッタリなお守りも!

学問の神様として崇敬される道真公を祀る神社というだけに、大和天満宮の授与品には、「五角(合格)鉛筆」や合格守、梅の刺繍が施された「学業成就守」などがあります。大事な試験が控えている季節である2月にぴったりではないでしょうか。

また、毎年12月第3日曜日には合格祈願祭が執り行われています。氏子総代の方々もそろい盛大に行う祭礼では、神職が「受験生の方々が嬉しい春を迎えられるように」という願いを込めて合格を祈念する御祈祷をおこなっています。それだけでなく、先着順で「特別合格お守り」が配布されるので、ぜひ受け取りましょう。「特別合格お守り」は、受験生本人だけでなく、代理の方でも授与してくださいますよ。

大切な人生の節目の試験が控えるこの季節。大和天満宮にお参りして、厳かな雰囲気の中で心を落ち着けてから、試験に臨んでみてはいかがでしょうか。

楓さん(404)の記事

大和天満宮

http://www.yamatotenmangu.jp/

大和市大和南 1-8-1 大和市文化創造拠点「シリウス」 M2階デッキ
046-264-0802 「大和駅」より徒歩約3分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

この記事を友達に教えるこの記事を友達に教える

  • facebook
  • X