日本の歌謡史、大衆音楽に浸れる記念館

古賀政男音楽博物館(コガ・ミュージアム)は、代々木上原駅から歩いて3分のところにあります。
代々木上原は古賀政男が昭和13年から亡くなる昭和53年まで住んでいた街です。広大な土地に豪邸があり、この地に音楽村をつくろうという構想を持っていたそうです。
1階はけやきホールとミュージアムショップ、2階は大衆音楽の殿堂、3階は古賀政男の世界、となっています。
通常は入館料がかかりますが、私の行った日は追悼日として無料でした(毎年7月に設定されているようです)。
2階は古賀政男の展示だけでなく、日本の歌謡史、大衆音楽に関する資料がたくさん展示しています。
3階は古賀政男の家が再現されていて、まずは古石畳を模した絨毯の細道があり、書斎やくつろぎの日本間など私邸の一部が移築されています。生前の創作活動の様子や普段の生活風景を知ることができます。
戦前戦後、ここでたくさんの曲が生まれ、たくさんの人に夢や希望を与えてくれたことに思いを馳せることのできる場所です。

左に見える建物はJASRACのビルです。
周りにマンションが建っていますが、生前はこのあたり一帯は古賀政男の土地だったそうです。

1階はけやきホールとミュージアムショップ、2階は大衆音楽の殿堂、3階は古賀政男の世界、です。

この日は一階のけやきホールで、明治大学マンドリンOB倶楽部の追悼演奏会が行われていました。
けやきホールの天井には8本のワイヤーが張られていて、これはマンドリンの弦を模しているそうです。
古賀政男音楽博物館(コガ・ミュージアム)
渋谷区上原3丁目6-12 03-3460-9051この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。