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小鮎川沿いの河津桜はお花見の穴場スポット

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河津桜の蜜をついばむ、かわいらしいメジロの姿も

厚木市を流れる小鮎川のほとりでは、冬の寒さが和らぐとともに、鮮やかなピンク色の景色が広がります。多くの人々が待ち望む桜といえばソメイヨシノが一般的ですが、それよりも一足先に春の訪れを告げてくれるのが「河津桜(かわづざくら)」。特に妻田南1丁目付近の小鮎川沿いは、混雑を避けてゆっくりと河津桜を愛でることができる、お花見の穴場スポットといえます。

ソメイヨシノよりも一足早く満開を迎える河津桜

ピンクが濃く、華やかな河津桜
ピンクが濃く、華やかな河津桜

河津桜は1955年に静岡県河津町で偶然発見された品種で、1974年に現在の名称が付けられ、翌年には河津町の木に指定されました。この桜の最大の特徴は、一般的なソメイヨシノよりも開花時期が早い点にあります。

厚木市内での見頃は例年2月中旬から3月上旬にかけて。私が訪れた2月22日の時点ではまだ3部咲き程度の状態でしたが、そこから気温の上昇とともに満開へと向かっていることが予想されます。3部咲きでも、鮮やかなピンクが連なる様子は見ごたえたっぷり。これが満開だとどんなに華やかになるのか、とても楽しみです。

ちなみに河津桜は開花期間が長いことも大きな魅力。ソメイヨシノが満開から数日で散り始めてしまうのに対し、河津桜はゆっくりと咲き進み、長く美しい姿を保ちます。花の色もソメイヨシノより濃いピンク色をしており、青空によく映えます。

小鮎川添いに並ぶ河津桜は見ごたえたっぷり

小鮎川添いに並ぶ河津桜
小鮎川添いに並ぶ河津桜

厚木市の中央部を流れる小鮎川は、清川村の三峰山付近に源を発し、相模川へと合流する一級河川です。この川の土手沿いには多くの桜が植えられており、春には市民の目を楽しませてくれます。

特に河津桜が植えられているエリアでは、土手沿いが鮮やかなピンク色に染まり、美しい光景が広がります。厚木市が作成している「ウォーキングマップ」でも自然に親しみながら健康づくりができる道として紹介されており、河津桜を眺めながらの散策は初心者にもおすすめのコースです。

厚木市内には、山中陣屋跡史跡公園やフラワーパーク下依知など、他にも河津桜の名所がありますが、小鮎川沿いは川の流れを感じながら開放的な気分で散策できるため、日常を忘れてリフレッシュするのにも最適です。

おすすめは妻田南1丁目付近の青松寺前

紅白の梅と河津桜の共演も見られます
紅白の梅と河津桜の共演も見られます

小鮎川沿いに咲く河津桜の中でも、特におすすめなのが厚木市妻田南1丁目の「青松寺(せいしょうじ)」の前あたりです。見事な桜並木が続く中、紅白の梅も咲いており、河津桜との共演を楽しむことができます。桜の背景にお寺が見える風景はとても風情があり、日本の春の美しさを感じられること間違いなしです。

専用の駐車場はないため、公共交通機関を利用してアクセス。本厚木駅から川沿いを散策しながら歩くことも可能ですが、少し距離があるため、バスを利用するのもおすすめです。

メジロやヒヨドリが河津桜をついばむ姿も

ヒヨドリも登場
ヒヨドリも登場

小鮎川沿いのお花見のもうひとつの楽しみは、桜に集まる野鳥たちとの出会いです。
河津桜が咲き始めると、その甘い蜜を求めてメジロが次々とやってきます。明るい緑色の羽を持つメジロが、濃いピンク色の花の中に身を隠しながら、一生懸命に蜜をついばむ姿は非常にかわいらしく、写真愛好家にとっては絶好のシャッターチャンスとなります。また、賑やかな鳴き声とともにヒヨドリも現れ、時には大きなヒヨドリがメジロを追い払ってしまうシーンが見られることもあります。

小鮎川沿いでは、この他にも様々な種類の鳥たちを観察することができます。川のせせらぎを聞きながら、桜の花びらと戯れる野鳥たちを眺める時間は、心穏やかなひとときを与えてくれるでしょう。ぜひ皆さんも、小鮎川の爽やかな風と可憐な河津桜、そして元気な野鳥たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。


小鮎川(妻田南1丁目付近)

厚木市妻田南1丁目付近

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