体が整えば、心も前を向く。望月幸子さんが届ける“心地よい時間”
小田急沿線の素敵なくらしをしている人々にスポットをあてて、仕事のこと、地域との関わり、そしてその人らしい生き方をお届けする「小田急沿線のくらし」。 今回ご紹介するのは、骨格美セラピストとして活動する望月幸子さんです。
新百合ヶ丘や柿生、栗平など、小田急沿線のカフェを中心に、骨格美セラピーによるリラクゼーションを届けています。活動の原点は、家族のために学び始めたことでした。
「体が楽になる」という変化を自分自身で感じたことから、これを誰かにも届けられたら――。
そんな思いを胸に、2018年頃から友人への施術やカフェイベントへの出店を少しずつ始めました。
最初から「仕事にしよう」と決めていたわけではありません。やってみたい気持ちと、「自分にもできるのかな」という迷い。その両方を抱えながら、一歩ずつ歩んできた望月さん。「長い時間悩みながら、少しずつやってきたら今につながっていた」と振り返ります。華やかな転機があったわけではなく、小さな挑戦の積み重ねこそが、現在の活動をつくっているのです。
望月さんが施術で大切にしているのは、お客様にとっても、自分自身にとっても「心地よいこと」。
骨格美セラピーを通して体をほぐし、リラックスしてもらうことはもちろん、その時間そのものが楽しいものであってほしいと考えています。「気軽でリラックスできる場にしたい」という言葉どおり、施術中は会話が弾むことも多いそう。体のことだけを考えるのではなく、何気ない会話を交わしながら、その人がその人らしく過ごせる時間をつくっています。
施術を受けた方から、「体が変わってきた」「前向きに行動できるようになった」といった話を聞くことが、何よりうれしい瞬間。
「体が楽になることで、未来が明るくなっていくように感じます」と話します。年齢を重ねると、体の変化を感じる場面も増えていきます。でも、望月さんが伝えたいのは「何歳でも体は変わる」ということ。
自分の体をいたわる時間は、決して特別なものではなく、これからを楽しく過ごすための大切な時間なのかもしれません。
活動を続ける中で、決して順風満帆だったわけではありません。
カフェのレンタルスペースを借りて活動しているため、集客が思うようにいかない時期には、「もうやめようかな」と考えたこともありました。
Instagramで発信したり、チラシを配ったりしても、すぐに結果につながるわけではありません。それでも、そんな時に施術を受け続けてくれるお客様がいました。
「その方たちには応えたい」と、細々とでも活動を続けました。夫からの「もう少し頑張ってみたら」という言葉や、学んだ先生が相談に乗り、応援し続けてくれたことも大きな支えになったそうです。
そして、イベントへの参加をきっかけに、あるカフェから声をかけてもらい、活動できる場所が増えたことで、少しずつお客様も増えていきました。新百合ヶ丘では約7年、柿生では約4年、栗平では約2年。地域のさまざまな場所で人と出会いながら、望月さんの活動は少しずつ広がっています。
望月さんの地域との関わりは、自身の施術だけにとどまりません。現在、CAFÉ & SPACE L.D.K.で開催している「体にいいことフェア」も、その一つです。
きっかけは、望月さん自身が「もっと地域の人に自分の活動を知ってもらいたい」と考えたことでした。
チラシをポスティングする勇気がなかなか出なかったとき、「この地域で頑張っている人たちと一緒なら、イベントとして発信できるのでは」と思い、L.D.K.で活動する方々を中心に声をかけました。
集まったのは、体を大切にする活動をしている仲間たち。
そこから「体にいいことフェア」という名前が生まれました。
けれど、望月さんが大切にしているのは、体だけではありません。「体と心はつながっているから、心も元気になってほしい」。
そんな思いから、地域で心を元気にする活動をしている人にも参加してもらっています。
イベントでは、出店者同士の交流も生まれ、参加する人みんなが楽しめる時間に。次回は9月6日(日)に開催予定です。
子どもが生まれ、その子のアトピーをきっかけに先生と出会い、ママ友が施術を受けてくれたこと。そして、地域のカフェがレンタルスペースを貸してくれたこと。
振り返れば、望月さんの活動は、この地域で出会った人たちとのつながりによって育まれてきました。「この地域でしか、私の活動は成り立たないと思います」と話す望月さん。
長く暮らしてきたこのまちへの思いも強く、地域の人たちと協力しながら、より住みやすい場所になってほしいと願っています。子どもたちが心豊かに育ってきたように、これからの子どもたちにも、そんな地域で成長してほしい。そして、体が元気になり、活気のある人が増え、みんなが楽しんでいるまちになってほしい――。これからは、もう少し仕事の時間を増やし、骨格美セラピーで疲れを癒やしてもらえる人を増やしていきたいそうです。
最後に、過去の自分に声をかけるなら?という問いには、「そのままで大丈夫。頑張ったことはつながっていく」。迷いながらも一歩ずつ進んできた望月さんだからこそ、その言葉には、やさしくも力強い説得力があります。
骨格美セラピーサロン LunaPiena
https://www.instagram.com/lunapienakokkakubi
「体にいいことフェア 」はCAFE&SPACE L.D.K.(栗平)で開催この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。






