小田急沿線の暮らしに寄り添う地域密着サイト。

栗平さんぽ -心に余白をもどす旅-

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まるい黄色い照明がお気に入り。

都心の喧騒を忘れる「余白」のある街、栗平。駅近くの「CAFE & SPACE L.D.K.」は、陽だまりのような温かい場所です。「地元野菜たっぷりのパスタは、ほうれん草の甘みが濃くて絶品」「ふわふわ卵と大根のスープに心が解ける」と、体も喜ぶメニューが魅力。泥付き野菜が届くような、地域との距離の近さも素敵です。帰り道には「肩乗りワンちゃん」との奇跡の出会いも?心満たされる休日をぜひ。

のどかな空間が広がる栗平

小田急線のホームに降り立つと、そこは少しだけ時間の流れが違うようでした。
小さな栗平駅はよく見ると栗の形です。

駅構内に響く電子音が、広くてのどかな空間に吸い込まれて、
どこか間延びしているよう。

建物のひとつひとつが大きく、
土地の幅もゆったりとしているからでしょうか。
自分がいつもより少し小さく、心持ち軽くなったような気がします。
赤い三角屋根のおもちゃのお家のような交番も。
そんな絵本のような風景に出会いながら、
冬のよく晴れた日、ある友人を訪ねてカフェへ向かいました。

日当たりのいいカフェで、おいしさで心が温まる

小田急線・栗平駅の北口を出てすぐ。そこには、街の温度をそのまま映し出したような温かな空間「CAFE & SPACE L.D.K.」があります。

訪れたきっかけは、かつて移住プログラムに参加していた友人が働いていること。再会した彼の背中のエプロンの紐が、歩くたびにポンポンと跳ねる様子から、明るく楽しそうで、ここが町にも人にも愛される場所なのだと感じました。

店内は、丸い照明が優しく灯る「陽だまり」のような心地よさ。地元・川崎の野菜を主役にしたパスタランチ(税込1,500円)は、素材の甘みが際立つ一皿です。セットの卵スープの優しい舌触りに包まれ、食後のカモミールティーを味わう頃には、心までまったりと解けていくよう。
カフェだけでなく、地域の人々の暮らしや縁が交差するこの場所。
栗平を訪れたなら、ぜひ足を運んでほしい、とっておきの休息地です。

懐かしいあったかさ

湯気の向こうでは、ワークショップを楽しむママさんたちの笑い声がします。
おとなりの席には、とれたての地元野菜を抱えた地域の社長さんの姿も。
野菜にはまだ畑の土がついていて、”THE自然”そのもの。都会ではなかなかみられない光景です。
立派な大根に思わずうっとりしてしまいました。大事そうに野菜を抱える様子に、地域の繋がりを大切にされていることが伝わりました。

懐かしい土の匂いがほんのり漂うその光景を見ていると、ここはただのカフェではなく、地域の人たちの暮らしが交差する「街のリビング」なのだと感じます。
学校のような、地区センターのような、不思議とそんな懐かしさがありました。

自由気ままな栗平の肩の上のわんちゃん

カフェの一角にあるハンドメイドコーナーで、運命の出会いがありました。
つぶらな瞳の「ワンちゃんのクリップ」。作家さんの愛が詰まった一点ものです。
「この子に栗平の景色を見せてあげよう」とカフェを後にお散歩に出ると、線路沿いで衝撃の光景が!

なんと、飼い主さんの肩にちょこんと乗ったワンちゃんと遭遇。しかも、さっき買ったクリップにそっくりなんです。「行きは歩くのが苦手」というその子は、飼い主さんが動いても器用にバランスを保ち、だんまりの表情。地面でじゃれてくる他の犬たちとの自由すぎる対比に、思わずケタケタと笑ってしまいました。

周りの人も気にも留めない、そんなおおらかな空気が流れる街、栗平。思いがけないあたたかな出会いに休日の心がふわりとほころびました。

ちはる(1)の記事

CAFE & SPACE L.D.K.

https://cafeandspace-ldk.jp/

川崎市麻生区栗平2-1-6 小田急マルシェ栗平 2F 小田急マルシェ栗平2F 小田急多摩線「栗平」駅北口から徒歩1分

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