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辻村植物公園の「梅林」は絶景!約560本の梅を楽しめるチャンス

辻村植物公園の「梅林」は絶景!約560本の梅を楽しめるチャンス
辻村植物公園の「梅林」には樹齢100年以上の老木も!

「辻村植物公園」は、小田急線小田原駅からバスで行くことができる植物公園です。
辻村植物公園のルーツは、明治40年代にまでさかのぼります。地元の辻村家が「辻村農園」という農園を作りました。その農園を小田原市が整備して、辻村植物公園として1992年にオープンさせ、現在に至っています。

前身となる辻村農園は、当時としては珍しく西洋草花を扱う先進的な農園でした。外国から植物の種子を取り寄せて、庭園や公園樹としての試作も行っていました。その名残で、辻村植物公園には珍しい外国産の樹木エリアが存在します。

公園の木の大半を占めているのは、樹齢100年を超える梅の老木を含めた約560本もの梅の木です。見頃となる2月中旬~下旬は一面に梅の花が咲き誇り、それを見に多くの人が辻村植物公園へと足を運びます。梅の収穫の時期には、梅干し作りの体験イベントや青梅の販売なども行われますよ。

広場や丘でゆっくり過ごすのもおすすめ

梅の花を楽しんだら、辻村植物公園内の広場や丘で、ゆっくりと過ごすこともおすすめの過ごし方です。大小さまざまな石が並ぶ芝生の広場「太陽の丘」は、先ほどご紹介したような海外産の樹木を楽しむことができるエリア。太陽の丘では、地中海沿岸地域原産のホソイトスギ並木と、コアラが食べることで有名なオーストラリア原産のユーカリノキを見ることができます。

また、植物公園内で一番高い丘に存在する「ピクニック広場」は、木々が生い茂るなかに存在する広場なので、風が運んでくる草木の香りを感じながらピクニックができることでしょう。「四季の丘」という場所は植物公園と相模湾を一望することができるスポットです。

太陽の丘から続く道である「こもれびの道」は、こもれびの橋に続く小道です。大きな木々に囲まれており、春の新緑の季節や秋の紅葉の季節には優しい木もれ日を楽しむことができます。

近くの「わんぱくらんど」で子どもも大満足!

辻村植物公園に隣接する「わんぱくらんど」は、2010年4月1日オープンしたお子さまが楽しめる感動と発見の公園です。わんぱくらんどの特徴は、なんといってもお子さまたちが思いっきり遊ぶことができる大型遊具が多数存在することです。

公園北側にある「冒険の丘」は、宇宙基地と月面をモチーフにした「コスモワールド」や、「わんぱく砦」などの大型遊具がたくさんあるスポットです。冒険の丘には、東管理棟のあるエントランス広場から冒険の丘までを結ぶ子ども列車「なかよし号」、西管理棟のあるどんぐりの森駅から冒険の丘までを結ぶロードトレイン「わくわく号」といった乗り物を使って移動することもできますよ。

他にもキックバイク乗り場や長さ67mの揺れる吊り橋「わんぱく大橋」など、お子さまが楽しめる見どころが盛りだくさん。辻村植物公園に家族連れでお越しの際は、ぜひわんぱくらんどにも足を運んでみてくださいね。

空気の澄んだこの季節。辻村植物園で梅の花を眺めながら散策をしたり、広場でピクニックをしたり、自然の中でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

楓さん(403)の記事

辻村植物公園

https://odawara-jigyo-kyokai.jp/wanpaku/tsujimura

小田原市久野4377‐1 0465-24-3189 「小田原駅」西口3番乗り場から「いこいの森(わんぱくらんど)行」バスに乗車

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