2023年1月12日

藤沢市民のソウルフードを食す！

藤沢市民のソウルフードとも言われる「古久家」の中華。

古久屋は昭和22年、長後で誕生したのだそう。お客さんの大半がメニューを見ずに注文するというほど、それぞれのお気に入りのメニューがあると言われています。

人によって好みは違うけれど、たくさんある人気メニューのひとつがスーラータン麺。

さっぱりとしたスープとぴりりとした胡椒の風味が食欲をそそる逸品です。

夜のおつまみメニューも充実しているので、ランチ、ディナー、そして飲み会にといろいろな場面で利用できます。

家族連れ、グループ、そしてカウンター席もあるので一人でも。
前を通るとついつい吸い込まれてしまう、まるで「古久家」の魔法がかかっているようです。

小田急のくらし編集部より

地域の人々から親しみを込めて「町中華」と呼ばれるお店は数あれど、料理名ではなくひとつの屋号がソウルフードと呼ばれるほど多くの人に愛される例は、なかなか珍しいのではないでしょうか？
「味の古久家」は1947年藤沢市・長後にてはじめは和菓子店として開業し、1970年代に入ってからは現在の街中華へお店の形式を変えながら、70年以上にわたり営業し続けています。
ファンの間では「ラーメンではなく古久家が食べたい」と評されるほど、地域に根ざしたソウルフードとして市民の胃袋を満たしています。
やみつきの秘訣は自社の製麺工場で作られる中太の玉子麺、複数のガラをじっくり炊き出したダシ。
旨みが凝縮された、シンプルながら縮れ麺によく絡むスープです。
昔ながらの醤油や塩はもちろんのこと、神奈川県のご当地麺としても有名なあんかけ系ラーメンのサンマーメン・スーラータンメンではそうした縮れ麺の強みが存分に発揮されます。
また、町中華らしい餃子や青椒肉絲、油淋鶏といった定番のメニューや、お得なセット、テイクアウトの点心、アルコールにぴったりの一品おつまみなど、いつどんな客層が来店しても満足してもらえるグランドメニューが揃っています。
令和元年、節目の年を機に会社を分割し旧来の「古久家」を運営する株式会社と、「味の古久家　藤沢店」ほか「中華そば寅」などを経営する新会社に運営を分けることとなった古久家。
100年永続を掲げて味の伝統を守りつつも、新会社では餃子の無人販売所・喫茶店・キッチンカーを展開するなど、自由な発想でどんどん進化を遂げています。
今後も古久家から目が離せません。

フジマニ編集部　アキサダさん（124）の記事