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新百合ヶ丘のかわいいパン屋さん

新百合ヶ丘のかわいいパン屋さん
半地下にある可愛い入口

新百合ヶ丘駅北口から歩いて10分程にあるパン屋さん「nichinichi」へ行ってきました。

国産小麦100%・地場野菜・地場卵を使用した身体に優しくて美味しいパンが並ぶ明るい店内で、わくわくしながらパンを選びました。

見た目もなんだか可愛いパンたち

選んだパンは、ホットドッグパン、チョコパン、レーズンパン、あんパン。
ややハード系のパンでした、食べ応えあり!

この日は売り切れていたお店のスペシャリテである「食パン」。
次こそは買いたいと思っています。

小田急のくらし編集部より

新百合ヶ丘駅から徒歩10分弱、ベッドタウンの住宅街へ続く道沿いにある「nichinichi」は、住宅展示場の敷地内にある珍しいパン屋さん。
半地下めいた入り口から店内に入ると、対面式の特徴的な陳列カウンターが目に入ります。
一見すると一般的なセルフサービスには見えないつくりですが、これはトングを握ってパンを選ぶワクワク感を大事にしつつ、お客さんとのコミュニケーションも忘れないというオーナーのアイディアです。
実はオーナーは元・某大手お笑い事務所所属の芸人志望。
将来への不安から芸人の道をあきらめ、失意の底にいたオーナーを救ってくれたのは、パン好きの恋人が差し入れてくれた小さな、しかしとてもおいしいパンでした。
それまで「安くて大きい」を基準に選んでいたパンの価値観を真っ向から覆されたオーナーは、決断的にパン屋へ就職。
その後、パン技術研究所に入所して理論を学び、オープン間もなかった代々木八幡の名店「365日」での修行を経て、35歳で当店の開業に至ったのです。
そんな異色の経歴だけでなく確かな腕前を持つオーナーがおすすめするスペシャリテは2つ。
1つは1日40本限定、北海道産の小麦・牛乳に風味豊かな発酵カルピスバターをたっぷり使った、生でもやわらか・焼けばさっくり、お子さんも食べやすい耳が自慢の「nichinichi食パン」。
そしてもう1つはハード系のパンが大好きというオーナーが厳選した4種類の粉を、自家製酵母で低温長時間発酵させてから焼き上げる、香り高いこだわりのフランスパン「nバゲット」です。
また定番商品のほか、牛乳を使わず、バターの代わりに米油を使うことで和食と相性よく仕上げた、お餅のようなモチモチ食感のテーブルロール「オヤコノキズナ」など、独自の発想で生まれたパンもスペシャリテに劣らない人気商品となっています。
オーナーのパン作りへの情熱と「皆様の日日に寄りそう」というお客さん目線に立った思いやりが感じられる、あたたかい元気を受け取れるパン屋さんを是非訪れてみてください。

ベリーさん(46)の記事

nichinichi

https://nichinichi.shop/index.html

神奈川県川崎市麻生区万福寺4-8-4 ペルナ1F
044-819-6631 【営業時間】
平日 10:00~18:00
土・日曜日、祝日 9:00~19:00
※パンがなくなり次第終了
【定休日】
不定休
【記事情報】
公開日:2020年8月6日
更新日:2022年12月15日

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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