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休日は北相模の古社「亀ヶ池八幡宮」へ!歴史や行事をご紹介

休日は北相模の古社「亀ヶ池八幡宮」へ!歴史や行事をご紹介

北相模の「亀ヶ池八幡宮」は、御鎮座約800年にもおよぶ歴史ある神社です。
亀ヶ池八幡宮は、かつてより八幡大菩薩と称され、農耕開拓の守護神として北相模の中心的な役割を果たしてきました。
また、言い伝えによると、中世期以降は武士の信仰も集めていたそうです。
当時、源頼朝の重臣であった、侍所別当・和田義盛が必勝祈願をして天の助けを得たとされています。

神社の御神体である衣冠束帯(いかんそくたい)姿の木造神像坐像は、市の指定文化財に認定されています。
御神体は60年に一度、一般公開されるようです。
なお、次の公開は、2052年と言われています。

亀ヶ池八幡へお参りに行きたいという方は、小田急線でのアクセスが便利です。
まず、小田急線「相模大野駅」北口から神奈川中央交通バス「系統番号:大15 上溝行」に乗車します。
そして、乗車40分程度で「亀ヶ池八幡宮前」の停留所に到着します。
停留所を下車して1分ほど歩けば亀ヶ池八幡宮に到着です。
また、亀ヶ池八幡宮は常時150台収容可能な無料駐車場があるので、車でも安心してお出かけできます。

神社への参拝と言えば御祭神やご利益が気になりますよね。
亀ヶ池八幡宮の御祭神は、応神天皇を主祭神とする8柱です。

・応神天皇(誉田別命:ほんだわけのみこと)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
・比売神(ひめかみ)
・天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
・素戔嗚尊(すさのをのみこと)
・建御名方神(たけみなかたのかみ)
・保食神(うけもちのかみ)
火産皇神(ほむすびのかみ)

亀ヶ池八幡宮には、災難除け・火難除け・疫病退散・子宝・安産守護・盛業繁栄・産業繁栄・勝運など、さまざまなご利益があります。
本厄を迎える方や出産を控えている方、会社を経営している方など、幅広い方にご縁がある神社です。

境内には、樹齢350年ほどの御神木もあり、2本の木が寄り添って豊富な実をつけることから「夫婦銀杏(めおといちょう)」と呼ばれています。
御神木は、「子宝」や「縁結び」などのご利益があるそうです。

また、境内には、複数の神社や御社があります。
亀八招福稲荷神社・淡嶋神社・三嶋神社・水神宮などの神社は、亀ヶ池八幡宮の鎮座800年を記念して建てられました。
もちろん、各神社には御祭神が鎮座しており、ご利益もあります。
さらに、境内には「ゴールド神社」という珍しい神社も建てられています。
ゴールド神社は、運転免許証のゴールド免許にあやかって八幡大神の御分霊を祀っているそうです。
運転をする方は、ぜひお参りして交通安全を祈願しましょう。

せっかく神社へお参りにいくなら、祭典が行われている時期に行きたいという方もいるでしょう。
亀ヶ池八幡宮では、3月と10月を除き1年を通して年間行事が行われています。
ここでは、年間行事のうち2つの神事をご紹介します。

次にご紹介する行事は、「泣き相撲」です。
泣き相撲の行事は、赤ちゃんの元気な泣き声を神様の前で競い合い、子供の健やかな成長を祈る神事です。
泣き相撲では赤ちゃんに泣いてもらうだけでなく、四股をとることで幼い赤ちゃんの体に魂をしっかりと定着させるそうです。

今回は亀ヶ池八幡宮についてご紹介しました。
亀ヶ池八幡宮には、まだ足を運んだことがないという方は、次の休日にお参りしてみてはいかがでしょうか。
色々な神様が鎮座している神社なので、ご利益もたくさん授かれるかもしれません。
もしも年間行事のタイミングが合えば、ぜひ神事に参加してみましょう。

楓さん(303)の記事

亀ヶ池八幡宮

http://www.kamegaike.jp/

相模原市中央区上溝1678番地 042-751-1138 【アクセス情報】
小田急線「相模大野駅」より「系統番号:大15 上溝行」バス約40分、「亀ヶ池八幡宮前」下車徒歩約1分
JR相模線「上溝駅」より徒歩約15分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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