フォトジェニックな写真を撮りに「早野ひまわり畑」に行ってみよう！

素敵な場所にお出かけすると、景色や食事などつい写真を撮りたくなりますよね。
TwitterやInstagramなどSNSに、日々の記録として写真をポストしている方もいるではないでしょうか。
とはいえ、どうせお出かけして投稿するのであれば、SNS映えする写真を撮りたいという方も多いはず。
そんな方におすすめしたいのが、フォトジェニックな写真が撮れるフォトスポット「早野ひまわり畑」です。

早野ひまわり畑は、小田急線「柿生駅」から約15分で行ける早野という場所にあります。
早野は別名「早野の里」とも呼ばれ、今なお里山の自然が残るスポットです。
そんな緑が広がる早野には、5,000平方メートルにもわたり約10万本のひまわりが咲く花畑が広がっています。
8月中旬の見頃を迎えると、その美しい景色をひと目見ようと区内外から多くの観光客が訪れます。
また、ひまわりの見頃にあわせて「早野野菜マーケット」や「ひまわりの切り花販売」などのイベントも開催され、自然の恵みをお持ち帰りすることもできます。

ひまわりに関する豆知識があればより一層ひまわり鑑賞が楽しめます。
ここからは、ひまわりの歴史・生態・花言葉についてご紹介します。
ぜひ、鑑賞する際の参考にしてみてください。

そもそもひまわりは北アメリカの原産で、紀元前1500年頃よりインディアンの儀式や食事に使う植物として栽培されていたそうです。
日本に入ってきたのは17世紀の1660年代後半頃とされており、当時の日本では「ひまわり」ではなく「丈菊（ジョウギク）」と呼ばれ、観賞用の植物として親しまれていました。
その見た目から、今なお夏に咲く花の代名詞として、多くの人に愛されています。

まるで太陽のような存在感を放つひまわりは、太陽を追うようにして咲くと言われることも少なくありません。
しかし、ひまわりが太陽を追うのは花が咲く前の成長段階に限ります。
そのため、満開に咲いたひまわりの花は必ずしも太陽の方向を向いているわけではないのです。
ちなみに、ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」となっています。
また、小輪のひまわりは「高貴」「愛慕（あいぼ）」という花言葉をもっていますが、大輪の場合は「にせ金持ち」「偽りの愛」といったネガティブな花言葉になるため、プレゼントをするなら小さめのひまわりを選ぶと良いかもしれません。

存在感のあるひまわりですが、普通に写真を撮ると単調な写真になりがちです。
そこでここからは、SNS映えするひまわりの撮影方法を2つご紹介します。

1つ目は、1本のひまわりに焦点を当てて背景をぼかす撮影方法です。
背景にはひまわり畑に咲く沢山のひまわりを取り込んでみましょう。
このように撮影すると、一つのひまわりが引き立たせながら、ほかにも沢山のひまわりが咲く広大さを伝えられます。
一眼レフカメラなどでは、F値を小さくすることで背景を大きくぼかせます。
スマートフォンの場合はポートレートモードなどを活用してみましょう。

2つ目は、低い位置からひまわりを捉えて、青空を背景にする撮影方法です。
ひまわりの黄色と空の青色は補色関係にあり、コントラストの効いたメリハリのある仕上がりになります。
ポイントは、できるだけ被写体のひまわり以外の余計なものが写り込ませないように撮影すること、そして少し暗めの設定で撮影することです。
暗めの設定にすることで空の青色が強調されます。
もし、ひまわりが綺麗に写らない場合は明度や明るさを少し上げてみましょう。

ひまわりを鑑賞したり、フォトジェニックな写真を撮ったりして早野ひまわり畑を満喫した後は、カフェでゆっくり一休みもできます。
今回ご紹介するのは、早野ひまわり畑から3分ほど歩いた場所にある「ハーブカフェ ららら」という喫茶店。
お店の外にあるガーデンには、およそ100種類のハーブが咲いています。
温室をモチーフとした店内には、ガーデンで育てたハーブを使用したスイーツやフレッシュハーブティーなどを楽しめます。
カレーやハーブトーストなどのお食事をはじめ、レアチーズケーキやイタリアンプリンなどのスイーツ、バタフライピーソーダなどのハーブドリンクもあります。
ハーブカフェ らららで一息入れながら、ひまわりの余韻を楽しんでみてはいかかでしょうか？

夏が訪れると、早野ひまわり畑に黄金色の美しい景色が広がります。
天気が良い日にお出かけすれば、きっと素敵な写真が撮れるはず。
SNS映えするフォトスポットを探している方は、ぜひ「早野ひまわり畑」にお出かけしてみてはいかがでしょうか？