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本棚の滝と森林浴で、心もカラダもリフレッシュ!

本棚の滝と森林浴で、心もカラダもリフレッシュ!

引用:https://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=24

神奈川県西部、丹沢山地に「本棚の滝」という滝が流れています。
丹沢では滝のことを「棚」と呼んでいたことから「本棚」と名づけられ、落差50m以上にも及ぶ大きさです。
そんな本棚の滝は丹沢を巡るハイキングコースに含まれています。
比較的初心者でも歩きやすいルートでは、西丹沢ビジターセンターから本棚の滝や近くにある下棚の滝を通り、畦ヶ丸(あぜがまる)、大滝峠上と進んで「大滝橋停留所」まで行く約18kmのコースです。
下棚の滝も落差40mほどの立派な滝のため、一度のハイキングで異なる2本の滝を楽しめます。
高低差は約750m、所要時間は5時間40分ほどです。
畦ヶ丸まで往復するだけでも本棚の滝と西丹沢の山々を楽しめるでしょう。
また、丹沢山地は四季折々の花もみられます。
春はコケリンドウやヤマザクラ、夏はケイワタバコやタンザワイケマ、秋はフジアザミやシロヨメナなど多くの花々が登山者を癒してくれます。

本棚の滝に向かう際は西丹沢ビジターセンターを利用しましょう。
ビジターセンターは国立公園・国定公園で現地の地形・地質や動植物、歴史などを展示・解説している施設です。
丹沢山地が含まれる「丹沢大山国定公園」には2つのビジターセンターがあり、西丹沢ビジターセンターでは主に公園内西部を扱っています。
丹沢の登山道の状況や旬の自然情報、各季節での見どころなどさまざまな丹沢の魅力を発信している施設です。
館内や屋外での展示に加えて園地・河原でのスタッフによるレクチャーや、公募で行われる体験プログラムなども楽しめます。

本棚の滝に向かう途中には「中川温泉」があります。
戦国大名・武田信玄の隠し湯とされる温泉で、アルカリ性の湯は胃腸病や切り傷、アトピーなどに効果的です。
「美人の湯」としても知られており、温泉の効能で体の外も中も美しくなれるでしょう。
中川温泉には「ぶなの湯」という日帰り入浴施設があり、本棚の滝を見に行った帰りに疲れを癒せます。
営業時間は10時~18時、冬場以外の土日祝日は19時まで利用できます。
毎週月曜日は休館のため注意しましょう。
料金は大人が2時間で750円、1日で1,050円です。
中川温泉には「信玄館」や「丹沢ホテル時之栖」などさまざまな宿泊施設があり、泊りがけで西丹沢と温泉をたっぷり楽しみたい方におすすめです。
露天風呂から目の前を流れる川を眺めたり、季節ごとの料理を楽しんだりと、温泉旅館ならではの形で温泉を味わえます。
温泉を楽しんでから滝を見に行く、滝を見てから温泉で体を癒すなど、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

本棚の滝に行くためには西丹沢ビジターセンターから山中を歩いていく必要があります。
まずは西丹沢ビジターセンターまで向かいましょう。
西丹沢ビジターセンターは丹沢の山奥にあり、公共交通機関を利用する場合は電車以外にバスも必要です。
小田急線の「新松田駅」から西丹沢行きのバスに乗り、約70分で終点の「西丹沢ビジターセンター停留所」に到着します。
新松田駅~西丹沢ビジターセンターのバスは本数があまり多くないため、事前に時刻表を確認しておきましょう。


神奈川県の大規模な水源地帯である丹沢山地では、壮大な滝や美しい自然、心地よい温泉などが楽しめます。
遠方への旅行や外に出ての運動がしづらい昨今、都市部にほど近い丹沢での森林浴により心身をリラックスさせてみてはいかがでしょうか。

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https://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=24

足柄上郡山北町中川 0465-78-3940 【アクセス情報】
小田急線「新松田駅」よりバス乗車約70分、「西丹沢ビジターセンター」バス停下車、徒歩約1時間40分

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