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春の大山でおかめ桜や大山桜を楽しもう!見どころとおすすめスポットをご紹介

春の大山でおかめ桜や大山桜を楽しもう!見どころとおすすめスポットをご紹介

引用:https://isehara-kanko.com/area-oyama/oyama-sakura-koyo/

伊勢原駅から丹沢山地の大山まで進んでいくと、途中で「大山新道」という道に差し掛かります。
大山新道には300mにわたって「おかめ桜」という品種の桜を160本観られる区間があり、満開の時期には鮮やかなピンク色の花が道沿いに並ぶ姿を楽しめます。
ちなみに、この新道のおかめ桜は地域振興のために植えられているもので、地元の地域振興団体が毎年植栽を続けてきました。

おかめ桜は例年3月上旬から咲き始める早咲きの桜で、ソメイヨシノなど一般的な桜よりも早くから花を楽しめる品種です。
ソメイヨシノより濃いピンク色が特徴で、花が下を向きやすいのが特徴的。
うつむきながら咲いているような愛らしさがあり、道を通りながら見上げれば花と顔を合わせられるでしょう。

引用:https://isehara-kanko.com/area-oyama/oyama-sakura-koyo/

大山のふもと付近には「桜山」と呼ばれる小さな山があり、ここでは「大山桜」という品種の桜を観ることも。
「大山の桜」でなく「大きな山桜」という意味の名前で、桜山には樹齢400年とされる大きな桜が4本生えています。
最も太い木は幹回りが3.5mあり、急斜面に太い木がしっかりと立っているさまは、桜の美しさ・儚さだけでなく力強さをも感じられるでしょう。
なお、大山桜の開花はおかめ桜と逆に遅めです。
ソメイヨシノが散りはじめてから開花するため、大山周辺では長期間にわたって桜を楽しめます。
大山桜はとても大きいため、開花前は緑に囲まれた枯れ木のように見えるかもしれません。
一方満開であれば、新緑のなかにピンク色の空間が開いているように見えるでしょう。

引用:http://www.afuri.or.jp/photo_season_tax/04-06/page/2/

桜だけでなく、春の大山をたっぷりと楽しむ周遊ルートもあります。
特におすすめなのが、伊勢原駅からバスで「大山小学校前停留所」まで行き、徒歩で桜山まで向かうルートです。
桜だけが目当てであれば付近のバス停から帰宅でき、さらに上を目指すことも。
「愛宕滝」「良弁滝」「千代見橋」などを経由して「大山ケーブル駅」まで行き、桜山を回って「阿夫利神社社務局」に行くことができます。
ここまでで下山する場合は「大山寺」を経由して大山ケーブル駅に戻り、階段が続く「こま参道」を通って「大山ケーブル停留所」からバスに乗りましょう。
山頂を目指すならばさらに本格的な登山になるため、事前にある程度装備を整えておく必要があります。桜以外にも、春の大山で自然と存分に触れあえる周遊コースです。

丹沢山地の大山周辺では様々な桜を楽しめます。
各地で見かけるソメイヨシノとは異なる色・形の桜を知ると、逆説的にソメイヨシノならではの良さも理解できるかもしれません。
桜の品種ごとに異なる良さを理解できれば、毎年のお花見がより楽しくなるでしょう。
都心から離れた大山で、ぜひ桜の新たな美しさを感じてみてください。

楓さん(303)の記事

大山新道、大山

https://isehara-kanko.com/area-oyama/oyama-sakura-koyo/

伊勢原市子易 0463-73-7373

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