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江戸城を築いた戦国武将の史跡

江戸城を築いた戦国武将の史跡
伊勢原市役所前に立つ太田道灌像

伊勢原市は戦国武将の一人、太田道灌のゆかりの地で、市内には墓所が残っています。
毎年10月には「伊勢原観光道灌まつり」が開催されます。

太田道灌は室町時代の永享4年(1432年)扇谷上杉家の家老、太田道真の嫡男として生まれました。
24歳で父の跡を継ぎ、扇谷上杉家の家宰(筆頭重臣)として活躍。
築城の名人とも称され、江戸城や河越城などを築きました。
和歌などの教養も高く「文武両道の鑑」とたたえられた人物です。
非常に優秀だったがゆえに、その才能を恐れた扇谷上杉家当主上杉定正によって、伊勢原市にある上杉定正の館で暗殺されてしまいます。

太田道灌公墓所(首塚)

太田道灌の終焉の地である伊勢原市には墓所が残っています。
市内下糟屋の大慈寺は太田道灌の菩提寺で、すぐ近くの川沿いに首塚と呼ばれる墓があります。
お墓の入り口には「太田道灌公墓所(首塚)」の看板が立っています。
春になると川沿いや墓所の周りに植えられた桜が咲いてとてもきれいですよ。
また市内上粕屋の洞昌院には、胴塚と呼ばれる宝篋印塔の墓があります。
伊勢原のシンボル、大山を眺めながら戦国武将の足跡をたどる歴史散歩などいかがでしょうか。

説明看板もあります。
春は桜がきれい。

maririnさん(22)の記事

太田道灌公墓所(首塚)

https://isehara-kanko.com/history/dokan-haka/

伊勢原市上粕屋1160 0463-93-0308

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