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日本三薬師「日向薬師」は由緒あるお寺!山伏の姿がわかる例大祭もご紹介!

日本三薬師「日向薬師」は由緒あるお寺!山伏の姿がわかる例大祭もご紹介!
日本三薬師のひとつ!伊勢原にある日向薬師とは?

伊勢原にある日向薬師は、日本三薬師の一つ。
奈良時代初頭(西暦716年)、行基によって日向山 霊山寺(ひなたさん りょうぜんじ)が開山されたと伝えられています。
霊山寺は「日向薬師」として広く知られ、かの有名な源頼朝や北条政子なども訪れたと言われており、薬師如来の霊場として信仰を集めてきました。

そんなこのお寺の境内には、樹齢800年と推定される「幡かけ杉」が生えています。
この杉の木は神奈川県天然記念物に指定されている他、鐘楼に掛かる鐘は国の重要文化財に指定されています。
さらに、本尊である薬師如来像は平安中期に作られたとされており、こちらも国の重要文化財です。
普段は開帳されていませんが、正月三が日の「初詣」、1月8日の「初薬師」、そして春季例大祭の「本尊開扉大法会」にて公開されます。

山伏の姿を現代に伝える日向薬師の例大祭も見どころです。
春季例大祭も「かながわのまつり50選」「伊勢原無形民俗文化財」に指定されており、メインの「神木(しんき)のぼり」では山伏(修験者)の姿を見られる事でも有名です。
ご本尊が開帳されることもあり、毎年県内外から多くの参拝客で賑わっています。
メインの神木のぼりでは、高さ5メートルのシイの木に山伏がのぼり、安全祈願の口上を読み上げ、四方の邪気を弓矢で払います。
その他にも、火渡り行事なども見ることができますよ。

日向薬師までのアクセス方法は?周辺には梅林や彼岸花群生地も!

最後に、日向薬師までのアクセス方法をご紹介します。
伊勢原駅北口から「日向薬師行」のバスに乗り、終点で下車します。
日向薬師までの道中には彼岸花の群生地や、境内裏の駐車場には立派な梅林もあり、1年を通して見どころが多いのも魅力的です。
道中含め、四季折々の自然を満喫できるでしょう。


日本三薬師の一つと言われている日向薬師は、歴史の長い由緒ある寺院です。
重要文化財に指定されているものも多くありますが、例大祭も見どころのひとつ。
山伏の姿が見れる数少ない機会ということもあり、県内外から参拝客が多く訪れます。
その他、近隣には梅林や彼岸花の群生地もあり、1年を通して楽しめるのも嬉しいポイントです。
小田急線を使うと都心からも気軽にお出かけできるので、ぜひ足を運んでみてください。

楓さん(303)の記事

日向山 宝城坊 日向薬師

http://hinatayakushi.com/

伊勢原市日向1644 0463-95-1416 【アクセス】
神奈川中央交通路線バス 伊勢原駅北口3番乗り場「日向薬師行」終点下車

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