地元の歴史を知る「麻生歴史観光ガイド」
![地元の歴史を知る「麻生歴史観光ガイド」](https://www.odakyu-life.jp/assets_c/2022/10/f852d8df7576236553041e38759f669b472512dd-thumb-645xauto-10629.jpeg)
10月21日、麻生の歴史散策「旧高石村・細山村をめぐる」ツアーに参加しました。
参加者はおおよそ30人程。
ボランティアガイドさん数名と一緒に、約3時間で4km歩きました。
地元周辺の歴史って、当たり前すぎてわざわざ調べないものですが、ツアーに参加して昔、村を支えた人々や産業、社寺の逸話等を見聞きすると、見慣れた風景の中に新発見があったり、愛着が湧きます。
この日は読売ランド前駅に集合し、細王舎跡→弁慶らが作ったと言われる二枚橋(現在は金属製)→細山神明社をはじめとする五つの寺社を巡りました。
その中から特に印象に残ったものをご紹介します。
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このツアーの映えポイントの1つ。
香林寺にある五重塔は、昭和にできた鉄骨コンクリート製ですが、その外観は見事な禅宗様式。
屋根の下の斗栱(ときょう)言われる組物は、装飾性に富んで重厚感があります。
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法雲寺は、鹿ヶ谷の陰謀の際、後白河法皇の第二皇女笹子姫が身を隠したと言われているお寺です。
明治の廃仏毀釈で首や胴体を切断された小型の石仏像が数体あり、寺の存続が危機に瀕していたことがわかります。
現在は、その前列に新しい石仏像が作られています。
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芸能の神様と言われる高石神社は眺望が良く、天気の良い日には遠景に富士山が拝めます。
周辺はお伊勢の森と呼ばれ、地元の小学校の校歌にも歌われています。
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麻生歴史観光ガイドは4〜6月、10〜12月、3月の年7回開催されます。
各回コースが違いますので、集合場所も変わります。
参加費は500円。
詳細は、かわさき市政だより、チラシ、HPで確認して下さい。
申込は往復ハガキかwebサイトで、応募多数の場合は抽選です。
歴史好きの人と繋がれて、運動不足解消にもなります。
スニーカーやウォーキングシューズ、温度調節のできる服装と飲み物があるといいでしょう。
川崎・麻生観光協会
https://asao-kankou.jp/r4/asaoguide/99
川崎市麻生区万福寺1-5-1 麻生区役所 地域振興課内 044-965-5113この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。