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小田急線でしかできない?神々の遊びとは・・?

小田急線でしかできない?神々の遊びとは・・?
主役の赤い1000形とVSE50000形

小田原〜箱根湯本間を走っていた赤い1000形の未更新車(1058F)が9月末を以て引退、これにより1000形未更新車は完全に引退しました。
そのちょっと前の9月23日から25日にかけて、小田急トラベル主催のツアー「箱根で活躍したVSEと赤い1000形 夢の紅白追いかけっこリレー!」に参加してきましたので、そちらのレポをしたいと思います!
最後の1000形の活躍に花を添えたVSE、小田急線でしかできないであろう神々の遊びを体験してきました!

見守られながら1番ホームへ入線

ツアーは新宿駅からスタート。
VSE乗車班と1000形乗車班に別れます。
私は1000形乗車班でしたので地上ホームにて入線を待ちます。
すると、普段、通勤電車が入らないロマンスカー専用ホームへ1000形未更新車が入線!
小田急ファンの方ならわかると思いますが、この時点で、もう感動なんですよね(笑)。
一般的に言うなら、一生に一回見られるかどうかわからない景色を見ているかのような(天候によって見られるのが稀みたいなやつです)、それくらいレアなんです。
そして、一行を乗せた1000形はそのまま新宿を後にして、一路小田原方面へ・・・と思いきや、VSEが横から抜き去るじゃありませんか・・!

こんな風にいろんな電車が行き交います

複々線区間を活かした両列車の運転士さんによる速度をあわせながらの運転や、抜きつ抜かれつの状況・・・。
これは、もはや神々の遊び!子どもの時に、昔から複々線区間を通過するたびに「運転士さん同士競いたくなったりしないのかな?」なんて、思っていましたが、まさかそれがこうやって現実的になるとは・・・・正直、開いた口が塞がらず・・で言葉が出ませんでした!(笑)

後に時刻表を確認したのですが、休日といえども、さすがは小田急線。
我々が乗車した時間帯にも多くの列車が走っていました。
これらの合間を縫うように臨時列車のダイヤを組んであるのも、また感動です。
ダイヤを組んでくださった職員の方々、ファンの夢を叶えてくださり、ありがとうございました。

複々線区間で綺麗に並ぶ名物車両たち

さて、小田急線にはロマンスカーをはじめ、快速急行や急行のような優等列車が多数走っています。そして、その間を各駅停車が走っています。
ですから、優等列車が各駅停車を素早く抜かさないと詰まってしまいます。
しかし、それを解決したのが複々線区間(代々木上原〜登戸間)です。
また、各停⇄優等列車間で乗り換えするお客様のために接続できる駅も必要です。
だから、小田急線の駅は数駅ごとに、両列車が待ち合わせできる大きめの駅がある訳です。
今回のツアーはそれを逆手に取って、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘、町田などでも、追いかけっこをしました。

さて、ツアーの話に戻ります。
1000形からVSEへの乗り換え駅は、本来ロマンスカーが止まらない相武台前駅で行いました。
さらには、ツアーお馴染み、普段の営業線で入らない箇所にも潜入!
もちろん、締めは写真撮影会!
撮影会のタイミングで雨が止んだのも、また感動だったなぁ・・・!

さりげなく数を減らしつつある8000形

昨今、各鉄道会社主催の鉄道ツアーが増えてきました。
しかし、こういった体験しながら沿線の魅力を感じられる鉄道会社は小田急トラベルのツアーだけじゃないでしょうか。
百聞は「一験」にしかず、恐るべし小田急電鉄です。
「僕はやっぱり小田急」なんだとつくづく思いました。
改めて、お礼申し上げます。

末筆ながら、小田急トラベルご担当者様へ。
次回のツアーは「1000形4両+8000形4両の異形式併合で行く江ノ島線ツアー(江ノ島線で8両編成を見ることはできませんので・・笑)」とか「8000形6両で行く!箱根登山線復活入線ツアー!」、「4000形で行く東京メトロ千代田線経由新木場ツアー」なんぞ、いかがでしょうか・・(笑)
その際は、ぜひ応募させていただきます!

柿尾大福さん(12)の記事

小田急トラベル

https://www.odakyu-travel.co.jp/special/oer/vse_1000.html

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