電車で行けるモンサンミッシェル
フランス・パリに向かうにはまずシャルルドゴール空港から飛行機に乗らなければいけません。
何時間もかかるし、お金も必要です。
パリから西に行ったところにあるレンヌという都市から更に北へ向かう必要があります。
そこから北の方角に進みひたすらサンマロ湾を目指したところにあります。
水平線の向こうにひとつの山のような地形が見えてきます。
それがモンサンミシェルです。
詳しい島の大きさなどはここでは記しませんが、「これが本当に修道院？」と思うほどに灰黒色に統一された外壁なのです。
遥か上空を見上げると長く伸びた尖塔があり、目を閉じると争いに疲弊したノルマンヂィ軍の兵士が両手を合わせて祈る姿が浮かんでくるのです。
それはまさに神様と繋がった瞬間なのです。
仕事に疲れ小田急線に乗って降りたのは、片瀬江の島駅。
改札を出て少し歩くと、何やら灯台のようなものが見えてくる。
そこに向かう途中にある長い橋。そして眼下に広がる潮のカーペット。
雲間に覗く富士山はまさに神秘の極み。
更に歩き続けると大きな鳥居が異世界に誘うかのように立っていた。
江の島神社は階段を上がった先にある。
はるか昔この地に降り立った誰かはお告げが聞こえて、モンサンミッシェルみたいに神様の姿を感じ取ったのかもしれない。
江ノ島
この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。
この記事を友達に教える
