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色とりどりのあじさいを見に行こう! あじさいの楽園「開成あじさいの里」

色とりどりのあじさいを見に行こう! あじさいの楽園「開成あじさいの里」

「開成あじさいの里」は、新松田駅からバスで7~8分のところにあるあじさいの名所です。
1977年6月に町の花として「あじさい」が制定されましたが、翌年から行われた圃場整備により、かつての美しい自然風景は失われていました。
そこで「田園」と「あじさい」という、他にはない特徴を持ったあじさいの名所を作ろう!と、1983年に水田地帯の農道や水路沿いに5,000株ものあじさいを植えたことが、「開成あじさいの里」のはじまりです。

5,000株のあじさいが咲く「開成あじさいの里」をご紹介!

開成あじさいの里に咲いているあじさいは、品種もさまざまです。
「開成ブルー」は、開成町オリジナルの色のあじさいで、美しい深い青色の花が印象的です。
「アナベル」は、小ぶりで真っ白な花が密集して大きな花房を作る品種で、レースのような可愛さがあります。
その他にも、花びらの形が特徴的で華やかなイメージの「ダンスパーティ」や、中央に両性花が固まって咲く「城ヶ崎」、長さ15~30㎝ほどの大きな円錐形花序を持つ「カシワバ」といった品種のあじさいが咲き誇ります。

「開成町あじさい祭」は咲き誇るあじさいのお祭り!

開成あじさいの里は、毎年6月に行われる「開成町あじさい祭」の開催場所としても知られています。
「開成町あじさい祭」は、5,000株のあじさいを見に来る方が予想以上に多かったことから、1988年に第1回が開催され、以来30年以上続く歴史あるお祭りとなりました。

なお、開成町あじさい祭ではさまざまな催しも行われます。
例えば去年(2022年)には、地元の阿波踊り連協会による阿波踊りパフォーマンスや、自衛隊の音楽隊によるコンサート、高校生の部活動発表などが行われました。
また、サブ会場では猿まわし大道芸や風車づくりなども開催され、大いに盛り上がりを見せました。
ちなみにお祭りの期間中は、地元の足柄牛を使ったメンチカツやアイスクリームなど、開成町のご当地グルメもお楽しみいただけます。
今年は、感染症による制限が大幅に緩和されてからはじめての開催となりますが、どんなお祭りになるのか楽しみですね。

「開成あじさいの里」で購入できるお土産をご紹介!
開成あじさいの里では、さまざまなお土産やお食事を買うことができます。
「開成町ブランド」に認定されたものが中心となっており、開成町の町おこしに対する熱意を窺い知ることができます。
お土産には、あじさい祭でも大人気の風車や、開成町のマスコットキャラクター「あじさいちゃん」のグッズ(ポケットタオルや缶バッジ、カードなど)が評判です。
また、お食事には、町内で収穫されたお米「開成米」を使用し、季節の彩りあふれるおかずや惣菜で作られた「郷弁(さとべん)」や、足柄牛のコリコリ肉(トモバラ)を使用した「開成コリコリ丼」などが大人気。訪れた際にはぜひ味わっていただきたい一品です。

なお、今年度の「開成町あじさい祭」は6/10~18の9日間開催されます。より詳しい内容についてはホームページを確認しましょう。
じめじめする梅雨の時期は美しいあじさいを見て、心を晴れやかにするのも良いかもしれませんね。

楓さん(303)の記事

開成あじさいの里

https://kaisei-ajisai.com/

足柄上郡開成町吉田島23 0465-84-0317(開成町産業振興課) 【アクセス情報】
小田急小田原線「新松田駅」よりバスで7分、もしくは小田急小田原線「開成駅」より有料シャトルバスで10分。

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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