涼しげな風鈴がお出迎え！見てよし、聞いてよしの「西口風鈴まつり」

夏の風物詩の1つである風鈴。
夏の盛りにはその涼しげな音色に癒されます。
そんな風鈴が全国から一堂に会するお祭りがあります。
それは、神奈川県大和市の大和駅西口にある「大和なでしこ広場」で開催される「西口風鈴まつり」です。
「西口風鈴まつり」は1995年から続いているお祭りで、7月の最終土曜日・日曜日に2日連続で開催されます。
展示販売される約800個もの風鈴が一斉に奏でられる様子は、なんとも風流で一聴の価値ありです。
しかも、会場は駅から徒歩1分とアクセス良好。
今年は7月29日（土）と7月30日（日）に開催されます。
ぜひこの夏のおでかけの参考にしてみてください。

「西口風鈴まつり」では、全国を代表する風鈴の数々が展示販売されます。
東京都からは、美しい色彩のガラス細工が擦れた心地よい音を奏でる「江戸風鈴」。
岩手県からは、南部鉄器を使用した高く澄み渡った音色が美しい「南部風鈴」。
宮城県からは、鋳物の表面を虫が食いつぶしたような模様が特徴の「松笠風鈴」。
静岡県からは、南部風鈴を涼しげな竹で囲んだ「みやび」。
愛知県からは、デザイン性の高い瀬戸物でできた「瀬戸風鈴」。
植物に風鈴をつるした「釣りしのぶ」など、メジャーなものから中々お目にかかれない代物まで勢ぞろいです。

展示販売される風鈴の数はなんと約800個に及びます。
お店を巡って音色を聞き比べてみるのも面白そうですね。
見て聞いて楽しむもよし、お気に入りを見つけて購入するもよし。
ぜひ、それぞれの楽しみ方で風鈴を満喫してみてくださいね。

絵付け体験やフリーマーケットも開催
「西口風鈴まつり」はコロナの影響で4年ぶりの開催になりますが、例年、風鈴の展示販売に加えて、風鈴の絵付け体験ができるほか、小学生以下を対象にした風鈴の絵付けコンテスト、ダンスや和太鼓のショーなどのステージイベント、屋台、フリーマーケットなども催されます。

風鈴の絵付けコンテストは、購入した江戸風鈴に用意された絵具で絵付けをして、オリジナル風鈴を作る参加型のイベントです。
参加ご希望の方は指定の日時までに受付を済ませるようにしましょう。
また、小学生以上の方で風鈴の絵付けをされたい方は、絵付け体験コーナーで体験することができるのでぜひ参加してみてくださいね。

同日には歴史ある阿波踊りのお祭りも
また、大和駅を挟んで反対側にある「大和駅東側商店街」では、同日7月29日（土）と7月30日（日）に「神奈川大和阿波おどり 本大会」が開催されます。
昭和52年より行われている歴史あるお祭りで「関東三大阿波踊り」と呼ばれ、地元連をはじめ全国から有名連が集まって阿波踊りを披露します。
こちらも4年ぶりの開催ですが、「西口風鈴まつり」とあいまって例年多くの人で賑わうお祭りです。

「神奈川大和阿波おどり 本大会」では、鉦や太鼓の音が鳴り響く中、色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが一糸乱れぬ演舞を披露します。
圧倒的な迫力で観客を魅了する「総踊り」、飛び入り参加で阿波踊りの体験ができる「にわか連」など、観ても踊っても楽しめるイベントです。
「西口風鈴まつり」にお越しの際には、「神奈川大和阿波おどり 本大会」へも足を運んでみてくださいね。

約800個もの風鈴が出迎える「西口風鈴まつり」。
見てよし、聞いてよし、体験してよしの、一日を通して楽しめること間違いなしのイベントです。
この機会に、風鈴の音色に耳を傾けて涼を味わってみてはいかがでしょうか。