せたがや百景にも選ばれた名所!成城学園前のイチョウ並木で紅葉を楽しもう
小田急線の「成城学園前駅」には、街のシンボルともいえるイチョウ並木があり、そのイチョウ並木は、成城学園前駅から成城通りを進むと見えてきます。並木は成城学園の正門前まで続いています。
このイチョウ並木の歴史を振り返ってみましょう。
成城の街は、1925年に成城学園が移転してきたことによって形作られることになりました。それまでは、わずかな農家があるだけの閑散とした小さな村でしたが、小田急線の敷設計画が具体化されていたことによって、成城学園が成城一帯の多くの土地を購入し、整備の後に住宅地として分譲しました。
この住宅地整備の際に、街の人たちと成城学園の学生たちの手によって植樹されたのが、成城学園前のイチョウ並木。じつに100年近い歴史があるイチョウ並木ということになります。
「せたがや百景」とは、区民に世田谷の風景に興味を持ってもらう目的で1984年に選定された風景のことです。成城の街の歴史に関わりの深い、この成城学園前のイチョウ並木もせたがや百景に選ばれています。
このイチョウ並木の特徴としては、成城学園の正門からまっすぐ伸びた道にイチョウの木がずらっと並んでいること。少々狭い道ですが、それゆえにまるでイチョウのトンネルのような雰囲気になっています。
イチョウ並木の見頃は11月下旬から12月上旬です。また、一本奥の道には桜並木も存在し、こちらもせたがや百景に選ばれています。成城通りでは春も秋も美しい風景を楽しめますよ。
成城学園前から少し足を延ばしたところにも、せたがや百景に選ばれている公園があります。それが「砧(きぬた)公園」です。砧公園にも桜や紅葉が植樹されており、春や秋に美しい光景を楽しむことができます。
砧公園の造成テーマは「家族ぐるみで楽しめる公園」というもの。「みんなのひろば」という区画ではたくさんの遊具が充実していて、お子さまと一緒に楽しむことができるでしょう。また、「ファミリーパーク」エリアは芝生が敷き詰められており、自然の風景も楽しめる場所なので、そこでお弁当を食べる家族連れの方たちも見られます。
また砧公園の一角には「世田谷美術館」があります。美しい絵画の作品を楽しめるほか、フランス料理を楽しめるレストランも隣接しています。砧公園はまさに、大人も子どもも楽しめる公園といえるでしょう。
涼しい秋の季節。成城学園前のイチョウ並木を見ながら、秋を感じつつ散策をしてみたり、砧公園で赤く輝く紅葉を見ながら、家族でゆっくりお弁当を食べたり、さまざまな楽しみ方があると思います。皆さんも成城学園前のイチョウ並木や自然いっぱいの砧公園に、秋を感じにぜひ足を運んでみてください。
成城学園前のイチョウ並木
世田谷区成城6丁目14 アクセス:「成城学園前駅」から徒歩約6分※参照URL
https://www.city.setagaya.lg.jp/02092/4345.html
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/4378/hyakkei7.pdf
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kinuta/index.html
https://setagaya339.net/s100k/051_060/051_setagaya.htm#s01
https://www.city.setagaya.lg.jp/02092/4378.html
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