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第1回ヘルマンさん生誕祭

第1回ヘルマンさん生誕祭
紙芝居実演

狛江駅近くの泉龍寺で、「第1回ヘルマンさん生誕祭」が開かれました。

第一次大戦で日本軍の捕虜となったヘルマン・ウォルシュケさんは、晩年、狛江に住んでハムやソーセージを作っていました。
波乱に満ちた人生が昨年紙芝居になり、毎年誕生月である7月に上演をすることになったものです。

広島の収容所にいたドイツ人の作ったものを広島物産陳列館(今の原爆ドーム)に展示した際、ユーハイムのバームクーヘンやヘルマンのハム・ソーセージが評判になり、戦後、お二人とも明治屋で働いていたそうです。
食肉加工部門の主任でしたが、関東大震災で工場が全焼。その後神戸に移り、第二次大戦を経て狛江に移住されました。

狛江で本格的なハムやソーセージを作っていたようですが、当時の住まいも工場も今はなく、今回の会場となった泉龍寺のお墓に静かに眠っています。
紙芝居の上演の後、ヘルマンさんのお墓参りをしてきました。

あまり知られていない話ですが、ハム・ソーセージでドイツと日本を結んだ人が狛江にいたことを狛江市民として誇りに思います。

チラシ
ヘルマンさんのお墓

たなかさんさん(10)の記事

泉龍寺仏教文庫

http://bukkyobunko.com/

狛江市元和泉1-6-1 03-3489-6778

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