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日本一の大きさ!『相模の大凧』文化を体験しよう

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相模の大凧

「れんげの里あらいそ」は小田急線の相武台前駅からバス常福寺下車すぐの場所にあります。3つの施設が複合した建物ですが、中でもひときわ目を引くのが「相模の大凧センター」です。

ここは、江戸時代の天保年間から続く伝統行事「相模の大凧揚げ」を後世に伝えるための展示施設で、日本一の大きさを誇る巨大な凧の迫力を間近で感じられる貴重な場所。

最大の見どころは、縦横約14.5メートル、重さおよそ950キロにもなる「八間凧」。畳128枚分の大きさを誇り、その圧倒的な存在感は、展示室に入った瞬間に息をのむほどです。

毎年5月4日・5日に相模川河川敷で行われる「大凧まつり」では、この巨大な凧が青空に舞い上がりますが、センターではその制作過程や歴史的背景をじっくり学ぶことができます。

凧の材料の展示

ホールでは、実際に大空に舞う大凧の映像も鑑賞できるほか、引き綱、凧の尾(しっぽ)、力骨などの実物がショーケースに収められています。

また、大凧の制作手順や凧がどのように大空へ舞うかを説明したパネル、歴代の相模の大凧のミニチュア版なども見学することができます。

カラフルな外国の凧など

2階に上がると、子どもの誕生を祝うものや豊作を祈願したものなど、日本各地に伝わる凧やカラフルな外国の凧など約200点が展示されており、自由に観覧できます。

工作室

また、センターには工作室もあり、小型の凧作り体験が可能です。

子どもから大人まで楽しめる内容で、自分で作った凧を持ち帰れるため、観光だけでなく学びの場としても人気です。

工作室は陶芸、手工芸、各種サークル活動にも利用できます。

様々な凧の展示

敷地内には「新磯ふれあいセンター」や「新磯こどもセンター」も併設されているため、家族連れや地域の交流にも最適なスポットとなっています。
大凧センターの入館料は無料なので、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

相模の大凧センターは、日本一の大凧を通して地域の伝統や文化を体験できる場所です。
その迫力に触れ、歴史を知り、地域の誇りを感じに、ぜひ訪れてみてください。

こむぎ(39)の記事

相模の大凧センター(れんげの里あらいそ施設内)

https://renge-araiso.jp/

相模原市南区新戸2268-1 046-255-1311 営業時間 9:00~18:00
休業日 年末年始(12/29-1/3)※3月に休館日あり
料金 大凧センターの閲覧は無料

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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