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植物と遊び、地域とつながる~「ぐりーんで遊部」のやさしい循環

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小田急沿線の素敵なくらしをしている人々にスポットをあてて、仕事のこと、地域との関わり、そしてその人らしい生き方をお届けする「小田急のくらし」。

今回ご紹介するのは、生田〜向ヶ丘遊園エリアを中心に活動する「ぐりーんで遊部」。
「植物は私たちを元気にしたいと思ってる。それに気づいて感謝する」というコンセプトのもと、植物にまつわるワークショップを開催している活動です。

中心に活動しているのは、本業がパイプオルガニストでもあり、多肉植物歴10年以上のぶんちゃん。他にもメンバーが多数。
コンサート活動や教室を運営している中で、なぜこのようなぐりーんに関わる活動を始められたのか、その中でどんな想いでやっているのかなどお聞きできたらと思います。

多肉植物や観葉植物に囲まれて暮らす日々のなかで、「自分が世話をしているようで、実は植物に世話をされているのかもしれない」——そんな感覚を抱いたことが活動の原点でした。
と、まずは活動を始めた頃の思いを話してくれました。

植物由来のものは、食べ物や衣類、住まいの素材など、私たちの身の回りにあふれています。
気づけば、生かされているのは自分たちのほう。

そんな実感を、遊ぶように、分かち合うように、みんなで体験できたら。
そうしてゆっくりと「ぐりーんで遊部」は動き始めました。

活動の場は、生田や向ヶ丘遊園周辺。
地域に根ざした企業であるタマック(注文住宅専門の工務店)や、地元レストランのカラベルなどでワークショップを開催してきました。

メンバーには、日頃から地域活動に関わる人や、自分の得意分野で地域を支えている人が多く、それぞれの個性を活かしながら運営しています。

ぐりーんで遊部では、自然を感じることをテーマにした体験がたくさんあります。

体験することで、アロマで自分の身体に向き合ったり、多肉植物に触ることで普段とは違った癒しを感じてみたり、お花の蒸留会では丁寧に蒸留される様子を見ながら自然のお話をしてみたり。

お家に飾るお花や植物を愛でることとはまた違った、植物を多面的に楽しむ機会になっているようです。

過去に開催された体験の例。
*親子de夏のひんやりアロマ汗拭きシート
*発酵野草バスソルトのWS
*ドライフラワーで花あそび
*親子でバスボム作り
*ソラフラワーでディフューザー作り
などなど、とっても楽しそうな体験ばかりです。

みんなで対等に運営していくことは簡単ではありません。

それぞれ人には得意不得意があり、適材適所がぴったり合うまで、大変な思いもされていたようです。
マルシェの後に疲れ切ってしまったこともあったといいます。

今も試行錯誤しながら役割分担の難しさを感じつつそれでも、開催のたびに反省点を出し合い、次へと活かす。その積み重ねが、今のかたちをつくってきました。

転機となったのは、 『私たちの幸せ』を願って夢中で活動を重ねるなかで、イベントへの声をかけられたこと。

場の空気や想いが伝わり、信頼してもらえたのだと感じた瞬間、ほっと胸があたたかくなったといいます。
多摩区で開催されていた「多摩区100人カイギ」を通じて出会いが広がったことも、行動範囲を大きく広げるきっかけになったと話します。

「私たち家族は引っ越して間もなくコロナ禍となり、人とのつながりが途絶えて孤独を感じました。しかしその経験を通して、ご近所さんや学校、公民館などの公共施設、地域の皆さんの支えの大切さを強く実感しました。」

その言葉には、地域への深い感謝がにじみます。
好きなことをしている人は、自然と輝く。その輝きがまた誰かを照らし、つながりが生まれていく。自立した一人ひとりがゆるやかにつながり、困ったときは頼り合い、感謝を“恩送り”していける地域へ——。

植物と遊ぶ時間は、そんな未来への小さな種まきなのかもしれません。

これからの活動を、地域とともに見つめていきたいと思います。

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ぐりーんで遊部

https://www.instagram.com/green_gardensalon/

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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