ツツジや藤の花などが咲き誇る藤沢の遊行寺
藤沢駅近くにある「遊行寺(ゆぎょうじ)」は約700年の歴史を持つ大きな寺院です。広い境内には季節の花々が咲き誇る美しい庭があり、訪れた4月中旬は満開の八重桜とツツジや牡丹、藤の花などが咲いていました。ツツジ、牡丹、藤の花は5月上旬頃まで見頃が続くようなのでゴールデンウィーク中のお出かけにもオススメの場所です。
今も残る夏の風物詩との関係がある遊行寺の歴史

遊行寺は正中2年(西暦1325年)に開創された時宗の総本山で、正式名称は「藤沢山無量光院清浄光寺」です。時宗の宗祖である一遍上人は踊りながら念仏を唱える「踊り念仏」を鎌倉時代に広く普及した僧侶ですが、夏の風物詩である盆踊りはこの「踊り念仏」が起源と言われているそうです。

また、国道1号線沿いにある遊行寺は東海道藤沢宿の中心的な存在の寺院であり、江戸時代の参勤交代では大名の宿舎として利用されることも。明治時代には天皇の旅所にもなっていたそうです。
美しい季節の花々と大イチョウ

本堂の前には美しい八重桜が咲き誇り、青空とのコントラストがとても美しかったです。立ち止まって写真を撮っている方を何人も見かけました。
また境内には錦鯉が優雅に泳ぐ池を囲んで庭園があり、鮮やかなツツジと豪華な牡丹の花が咲いていました。

寺務所では鯉のエサが売っているので、鯉にエサをあげながら庭園散歩しても楽しめそうです。
庭園と茶屋の近くには藤棚があり、咲き誇っていました。

その他、5月下旬頃からショウブ、6月になるとアジサイ、夏にはハスの花、秋には紅葉が訪れる人を楽しませてくれます。

境内の中央には樹齢700年といわれる巨大なイチョウの木があり、2024年から紅葉の季節に期間限定で、大イチョウや本堂をはじめ境内の美しい景観がライトアップされたそうです。神秘的な体験ができそうなので、ぜひ次のライトアップの期間には訪れたいです。

銭洗弁財天と宝物殿があり、様々な行事も開催

遊行寺の境内には宇賀神社があります。こちらで祀られる宇賀弁財天は開運弁財天といわれ、江戸時代から銭洗弁財天として信仰されています。こちらでお金を洗うと財福を招くとのことで、私もしっかりお金を洗わせていただきました。
また境内には約1万点もの貴重な史料が収められている「遊行寺宝物殿」もあります。国宝である一遍上人の一生を絵巻にした「絹本著色一遍上人絵伝」、国宝指定重要文化財の「絹本著色後醍醐天皇御像」「時衆過去帳」などが所蔵されています。

遊行寺では一般の方が参加できる行事も行われています。毎月開催される写経会は、初めての方でも取り組めるように説明等があり、全て椅子がある席なので正座が苦手な方でも安心です。お参りとお花の観賞とセットで写経会にチャレンジしても良さそうですね。その他、骨董市、野菜市、盆踊りなどの様々な行事が催されています。(行事の詳細は遊行寺のホームページに掲載されています)
遊行寺(清浄光寺)
藤沢市西富1-8-1 0466-22-2063 藤沢駅より徒歩:約15分
バス:藤沢駅北口4番または5番のりば「戸塚バスセンター行」「大船駅西口行」乗車、「藤沢橋」下車
藤沢本町駅より
徒歩:約20分
駐車場:約15台(東門より入って左手すぐ)
遊行寺宝物殿
https://yugyoji-museum.world.coocan.jp/index.htm
記事執筆時に開催中(令和8年2月21日~5月11日)の企画展における
開館日:毎週土・日・月・祭日
開館時間:10 :00~16:30(入館は閉館30分前まで)
入館料:一般(大学生・高校生含む)500円/中学生以下300円
(※15名以上の団体は各2割引 但し休日開館時は除く)
※特別展開催時などは、展覧会ごとに金額が異なります。
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