老若男女に長年愛される続ける駄菓子屋「千石」
きなこ棒、5円チョコ、よっちゃんいか……。
昔はどこにでもあった駄菓子屋が、今はすっかり減った。
そんな郷愁はよそに、本厚木の「千石」は長年にわたる人気の駄菓子屋だ。
ラインナップはとにかく豊富。
子どもにおなじみの駄菓子、大人も好きなお菓子、そして酒のつまみにもなるせんべい類を数多くそろえているので、どの年代にも愛されてきた。
実際に午前中はご年配、昼すぎは買い物帰りの主婦、夕方には学校帰りの学生、そして夜には仕事帰りの社会人がお気に入りのお菓子を求めて訪れるとの店主の談。
かくいう私もふらっと立ち寄ったつもりが誘惑に勝てず、芋けんぴを購入。
駄菓子の卒業は、年を重ねた今でもまだできないようだ。
小田急のくらし編集部より
本厚木駅から徒歩2分ほどのところにある、昔懐かしい店構えの駄菓子屋さん「菓子問屋 千石」。創業から実に60年以上経過しており、何十年もリピーターとしてやってくるお客さんが多いのだそうです。
店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、所せましと木箱に並べられた量り売りのお菓子の数々。
お菓子のラインナップは優に300種類を超えるそうで、地元厚木のおかきから、全国各地より取り寄せたなかなかお目にかかれないお菓子まで多数取り揃えています。
特に人気なのは、いちごジャムをクッキーで挟んだ「ジャムサンド」というお菓子。
そのほか、ポリポリとした触感が癖になる「芋けんぴ」や、寒い時期の期間限定で発売する、甘納豆にも似た「芋納糖」は店主とっておきの一品ということで、この季節を心待ちにしているファンも少なくありません。
今はもう珍しくなってしまった量り売りのお菓子は200gから楽しめます。
子どものときに食べた味を思い出したくなったら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
菓子問屋 千石
神奈川県厚木市中町2-5-17 046-221-3908 【営業時間】10:00 - 18:30(18:00の場合もあり)
【定休日】
無休(1~5月/10~12月)、木曜日(6~9月)
【記事情報】
公開日:2014年12月17日
更新日:2021年12月2日
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