厚木の新年の風物詩「六夜祭・だるま市」

毎年1月26日に行われる厚木の新年の風物詩「六夜祭・だるま市」。
浅間山七沢神社で祭礼が開かれ、ふもとの小さな路地にだるま市と数軒の屋台が並びます。
地元では親しみをこめて「ろくやさん」と呼ばれるこのお祭り、六夜さんとは、六夜待(二十六夜待の略)に拝する三尊、弥陀・観音・勢至の尊称だそうです。
陰暦の1月と7月の26日の夜、月光に弥陀・観音・勢至の三尊が姿を現すと信じられていました。
そんな昔の月待ち信仰の風習を大事にしたお祭りなのですね。
そしてだるま市には、七転び八起きの丸みが特徴の「相州だるま」がずらりと並びます。
片眼を入れて願掛けをし、祈願が叶ったらもう片方の眼を入れ、次は前よりも少し大きなだるまを買いに行く。今年は何を願いましょう。
そんな想いを馳せつつ、お祭りとあわせて昔ながらの風習に触れてみるのも良いですね。
六夜祭・だるま市
http://www.atsugi-kankou.jp/view/traditional-culture/darumaichi.html
神奈川県厚木市七沢1210付近 046-248-1102 【開催時期】毎年1月26日
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