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タッチラグビーワールドカップで銅メダル 

タッチラグビーワールドカップで銅メダル 
W杯でイングランドと戦う奈良さん

タッチラグビーのワールドカップが4月末~5月にマレーシアで行われ、メンズオープン、ウイメンズオープン、メンズ40が銅メダルを獲得しました。

男子代表のキャプテンを町田市在住の奈良秀明さんが務めました。元は13人制のラグビーの準備運動として始まったという、タックルやスクラム無しのタッチラグビーは6人制のスポーツ。

第9回を迎えたワールドカップでの初のメダルに「超うれしかったけど、勝てたと皆も勝ちに行けたと皆が思えた試合だった」と準決勝でのニュージーランド戦を振り返る奈良さん。オーストラリア人のコーチ、スティーブ・ロバーツさんを迎え、世界の戦術も身に着け、テストマッチでは同国や優勝国オーストラリアと対戦し、手ごたえを感じていました。それだけに、自身では5度目を迎える大会で、4位を3度、前回は5位だった結果を踏まえながらも銅メダルは悔しい気持ちがあるよう。

代表の中では最年長で、ゲームをコントロールするミドルのポジションに加え、2回連続キャプテンという中心の位置にいながら「人をまとめるタイプではないから、プレーで引っ張る」タイプ。
日本体育大学でタッチラグビーに出合うまで野球少年だったという意外な経歴の持ち主です。野球で培われたボールの感覚や俊敏さを生かし、競技歴1年で初の日本代表入りを果たしました。その後オーストラリア他、海外へ遠征や短期留学を経験。

現在は都内のクラブチームに所属し、府中の7人制の女子ラグビーチーム「Brave Louve」のヘッドコーチも務める等、多忙ながらも生活拠点は実家のある町田。海外から日本を客観的に見る機会を持つことで「改めて帰る場所がある良さを知りました」。

町田からタッチラグビーを広めたいという思いで、小学生~中学生対象の町田ゼルビアタッチラグビースクールを創設。市内の、さふらん幼稚園ではタッチラグビーを教える〝先生〟としても活動しシバヒロでは体験会等も実施。「コミュニケーションスポーツなので男女や年齢問わず楽しめます」と奈良さん。4年後のことはまだ分かりませんが「9月のラグビーワールドカップに勢いがつけられたかな」と笑顔。

「自分の周りの人を幸せにしたい」というモットーを胸に、今後もタッチラグビーを通して笑顔の輪を広げます。

W杯銅メダルとユニフォームを手に笑顔の奈良さん

地域新聞ショッパー編集課さん(82)の記事

町田ゼルビアタッチラグビースクール

町田ゼルビアタッチラグビースクールtouchrugby@zelbia.jp

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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