日本最古の甘柿の原木が残る王禅寺

新百合ヶ丘駅からバスに乗って「王禅寺」へ。
こちらは寺伝によると延喜21年(921年)に開山され、関東の高野山と呼ばれていたとのこと。
お寺の境内は周りが住宅街だと忘れそうなくらい。
まるで森の中にいるような静かで木々に囲まれた癒される場所でした。
観光地化されていない素朴な雰囲気も良く、穏やかな気持ちになりました。

こちらの境内には日本最古の甘柿と言われる「禅寺丸柿」の原木が残っており、2007年文化庁の登録記念物に登録されています。
禅寺丸柿は、鎌倉時代に王禅寺の山中で偶然発見され、江戸時代には栽培が広がり明治時代末には最盛期を迎えたそうです。
昭和の初め頃は、禅寺丸柿が柿生駅から小田て急の貨物車で出荷されたとか。
今は見られないその様子を見てみたい!

王禅寺西門を出ると、「王禅寺ふるさと公園」が広がっています。
こちらも自然豊かで広々とした公園です。
ついでにお散歩はどうでしょうか。
王禅寺
http://www.city.kawasaki.jp/asao/page/0000028446.html
川崎市麻生区王禅寺940 044-966-5135この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。