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梅雨の祭典「開成町あじさいまつり」でイキイキとしたあじさいを撮影しよう!

梅雨の祭典「開成町あじさいまつり」でイキイキとしたあじさいを撮影しよう!

引用:https://www.facebook.com/kaiseiajisai/photos/a.219271188185052/
219272738184897/?type=3&theater


梅雨が訪れると天候の悪い日が続くため、お出かけするのが億劫になりますよね。
イベントがあっても雨がふってしまい、あまり楽しめないという方もいるかもしれません。
しかし、そんな時期だからこそお出かけしたいイベントが「開成町あじさいまつり」です。

開成町あじさいまつりは、足柄上郡開成町にある「あじさいの里」という約17.2haの田畑が広がる場所で開催されます。
例年、6月上旬から中旬までの期間、あじさいまつりを盛り上げる様々なイベントが行われます。
主なイベントは、ダンスや大道芸、演奏などのパフォーマンス、かざ車作りといったワークショップ、開成町公式マスコットキャラクターであるあじさいちゃんお誕生日会など。
あじさいちゃんのお誕生日会では、各地のゆるキャラたちも勢揃いしますよ!

あじさいの里がある開成町北部地域は、農業振興地域です。
しかし、水路や水田が整備されていなかったことから、農村基盤総合整備事業を実施して、昭和58年度に整備が完了しました。
しかし、便利になった一方で景観が失われ、味気ない情景の地域になったことから、町の花である「あじさい」を植えたそうです。
その結果、従来のあじさいの名所にはない風景が生まれています。

引用:https://www.facebook.com/kaiseiajisai/photos/a.219271188185052/
219271644851673/?type=3&theater


あじさいの里に梅雨が訪れると、約5,000株のあじさいが10km超にわたって大輪の花を咲かせます。
あじさいの開花時期は6月上旬~中旬なので、あじさいまつりの時期にはちょうど満開を迎えるでしょう。
あじさいの里で鑑賞できる品種は、ガクアジサイやセイヨウアジサイ、開成ブルーなどです。
ちなみに開成ブルーという品種は、開成町が中心となって開発した、深い青色をした美しい新品種です。
あじさいの里で開成ブルーを見つけたら、ぜひカメラにおさめてみてください!

引用:https://www.facebook.com/kaiseiajisai/photos/a.219268764851961/
219268774851960/?type=3&theater


あじさいまつりでは、のどかな田園風景とあじさいのコラボレーションが楽しめます。
普段、都会の雑踏や無機質な風景にストレスを感じている方も、豊かな自然を彩る美しいあじさいを眺めながら、穏やかな時間を過ごせますよ。
散策路を歩きながら、水路のわきに咲くあじさいを撮影すれば、SNS映えする写真も撮れるでしょう。

小さな花が密集して咲くあじさいを撮影する際は、全体を被写体にするなど、やや単調になりがちです。
せっかく梅雨の時期にイキイキと咲くあじさいを撮影するなら、綺麗に撮りたいところ。
ここからは、あじさいを綺麗に撮影する方法を2つご紹介します。

引用:https://www.facebook.com/kaiseiajisai/photos/a.511399775638857/
884760264969471/?type=3&theater


1つ目は、ブーケのように密集して花をつけるあじさいをアップで撮影する方法です。
至近距離で撮影することで、あじさいの花色を中心とした画面構成がお手軽に作れます。
また、雨が降っている日であれば、水滴を弾く花びらをドラマティックに撮影することも。
マクロレンズを使用すれば、より綺麗に撮影できます。
マクロレンズがなく、上手くピントが合わないという場合には、遠目から撮影した後にトリミングするという方法もおすすめです。
2つ目は、ローアングルで撮影する方法です。
あじさいは低地に分布していることも多く、散策しながら撮影すると、上から撮るというようにワンパターンになりがちです。
ですが、あじさいを低い位置から見上げるように撮影すれば、空を背景にした新鮮な印象の写真が撮れます。
逆光であじさいが暗くなる場合には、露出補正や明るさ調整をしてみましょう。

さて、あじさいの撮影方法をご紹介したところで、実際にあじさいを撮影してみたいと思った方もいるのではないでしょうか。
ここからは、「あじさいまつりに行ってみたい!」という方に向けて、おすすめの散策コースをご紹介します。

おすすめ散策コースは、メイン会場のあじさい公園をスタートとゴールにしたものです。
あじさい公園から始まり、あしがり郷瀬戸屋敷・山アジサイ小苑・岡野あじさいの里・ハナアオイまつり会場・あじさい公園と順に回っていきます。
この散策コースの所要時間は40~50分程なので、ちょっとした運動にもおすすめのルートです。

では、各スポットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
あじさい公園を出て南西方面に9分ほど歩くと「あしがり郷瀬戸屋敷」に、瀬戸屋敷から西へ9分ほど歩くと「山アジサイ小苑」に到着します。
山アジサイ小苑では、約200品種のヤマアジサイを鑑賞でき、入苑料も無料です。

そして、山アジサイ小苑を出て東方面に6分ほど歩くと、「岡野あじさいの里」に到着します。
岡野あじさいの里周辺では、のどかな田園風景を彩るあじさいを鑑賞できます。
さらに東へ3分ほど歩けば、「ハナアオイまつり会場」に到着。この会場では、約700株のハナアオイという可愛らしい花を鑑賞できます。
ハナアオイまつり会場を出て、北東に11分ほど歩けばゴールのあじさい公園に到着です。

あじさいまつりでは、梅雨の淀んだ空気を明るくする美しいあじさいやハナアオイを鑑賞できます。
あじさいまつりは、「SNS映えする写真を撮影したい!」という方にもおすすめのイベントです。
毎年、梅雨が訪れると自宅にこもりがちになるという方は、梅雨にイキイキとした花を咲かせるあじさいを見に「開成町あじさいまつり」にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

楓さん(303)の記事

開成町あじさいまつり

https://kaisei-ajisai.com/

足柄上郡開成町吉田島23(開成あじさいの里) 0465-84-0317(開成町あじさいまつり実行委員会事務局 開成町まちづくり部産業振興課) 【アクセス情報】
小田急線「開成駅」より徒歩約40~50分、またはシャトルバス(有料)約10分、レンタサイクル(有料)
小田急線「新松田駅」より徒歩約25分、または箱根登山バス「関本行き」乗車約7~8分、「吉田神社入り口」バス停下車、徒歩約1分

この記事は読者リポーターの投稿によるもののため、情報の正確性は保証されません。ご確認のうえご利用お願い致します。

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